娘と孫がポーランドのショパンコンクールに行き、その感想を書いていることから興味を持ち、記事を読んでいると今年はピアノメーカーに変化があるという。前回のファツィオリ使用者は1名、今年は1次予選でヤマハに次ぐ3位、8名がファツィオリを選択したという。
1位: ブルース・リウ (ファツィオリ)
2位: 反田恭平 (スタインウェイ), アレクサンデル・ガジェヴ(カワイ)
3位: マルティン・ガルシア・ガルシア(ファツィオリ)
4位: 小林愛実 (スタインウェイ),ヤクブ・クシュリク (スタインウェイ)
5位: レオノラ・アルメリーニ (ファツィオリ)
6位: ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カワイ)
ピアノ別入賞者
ファツィオリ: 3名
スタインウェイ: 3名
カワイ: 2名
わたしは特段ピアノメーカーに興味を持っているわけではないがファツィオリがベネチアから北60キロのVia Ronche 47, 33077 サチーレで作られていると知り、その背景にベネチアの海底に沈められた木材と同じではないかと思ったからだ。そう、連想ゲームでかつて何度も訪れた思い出の多い水の都ベネチアが想起されたのだ。
ファツィオリ イタリア
住所:Via Ronche 47, 33077 サチーレ(サチレ) 設立:1981年
響板に使用される木材は一般的なスプルースではなくイタリアのフィエンメ渓谷から伐採された赤トウヒが使用されている。
サチーレの背後にひろがるフィエンメ渓谷から伐採された赤トウヒがベネチアに水の都の底に沈む木材を供給し、今またピアノの恩恵を与えている、森の恩恵は偉大かなとは考えすぎかな。
それにしても反田恭平のピアノは素晴らしかった。何年ぶりだろうか曲を聴いて涙腺が緩んだのは。
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB2021