パスタやスープに使うトマトソースがなかなかうまく作れない。バリのトマトが向かないのかと思ってみたりしたが、ある日ふとひらめくものがあり、我が家のバーベキュウ設備で焼いた後にソースにしてみたところ、実に旨いトマトソースができた。
1.できるだけ赤いトマトを買い求める。
2.丸ごと塩でよく水洗いする。農薬やほこりを洗い落すために丁寧に。
3.バーベキューに火を起こした1キロのヤシ炭を山形に入れる。炭の頂上とトマトの距離は15センチ程度。
4.トマトを網に2キロほど並べる。直火が当たらないように炭の山の周辺は避ける。
5.豚や牛、鳥などの肉も塩をして並べておく。いずれも直火は避ける。バーベキューセットの蓋は締める。温度計は100度から150度を示す。(写真ではトマトのみ)
6.1キロの炭が燃え尽きるまで2時間30分ほどかかる。その間にプールなどで泳ぐ。途中で一度ひっくり返す。トマトに焦げ目がつかないことがポイントで、焼きあがったトマトは自然に冷やして冷蔵庫にあるいは冷凍。
7.使うときに皮ごとミキサーにかけてパスタソースや塩コショウでスープに。煮込んで作るソースよりも味が格段に濃く、甘みが出ている。トマトソースはこの甘みが出ているのがポイントで、玉ねぎの甘みを借りなくても十分甘い。
これだけでも100円程度で買える、バリならではのトマトの使い方でした。