まさおレポート

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地縁てどうもあるらしい 阪大病院 骨を削る音の記憶

2009-07-26 | 心の旅路・my life・詫間回想

ある土地になにかしら引き寄せられるということがある。しかも自ら意識せずに。

大阪市北区堂島周辺 幼い頃、ここに大阪大学病院があり結核性関節炎を誤診され、麻酔を使用しないひどい手術をうけた。又、そのすぐ近くに手術を受け、無事終えた厚生年金病院がある。幼児期の思い出だからぼんやりとした記憶しかないが、骨を削る音と感触を覚えている。当時は誤診で訴える人もいなかった。嫌な思い出の場所だが、後年この大阪大学病院の真正面に立つ堂島ビルに勤務することとなった。目の前には古ぼけた大阪大学病院があり、会社の周りを散策するとなんと厚生年金病院があるではないか。よりによってこの場所とは。このあたりは当時も今も交通の便が悪い。母は真夏の暑い日にも、めざしなどを焼いては月に数度見舞いにきた。今思えば仕事を持ちながら大変な苦労であったと思う。会社ではかなり苦労した記憶がある。私にとってあまりよい地縁ではなさそうだ。

今度は我が娘の会社の移転先の話です。娘が幼児期から小学4年まで約10年過ごした世田谷区中町のNTT社宅周辺は思い出の深い土地だ。よく通って読書などした喫茶店プリメールや桜新町の天ぷら屋「はなむら」、園芸に凝っていたのでよく通った第一園芸などいくらでも思い出す。娘が9月に予定している新しい会社オフィスはこの桜新町だという。20数年ぶりに地縁のある場所に戻ってきた。この土地はよき思い出の土地だ。よき地縁の場所だ。今から引っ越しが楽しみだ。


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