まさおレポート

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珍説 土偶と新生児

2008-01-26 | 日常の風景・ニュース

生まれたての赤ちゃんの写真と動画がメールで送られてきた。元気そうな新生児でなによりでした。このところ私の近辺では赤ちゃんブームで、孫や甥っ子さらには我が子まで近々生まれる予定だ。そんなこともあり、新生児の顔を見る機会も多く関心も強くなっている。

生まれたての赤ちゃんの顔は皆一様に特徴がある。赤い顔をしているのは赤ちゃんといわれるくらいだから当然で、たいていしわくちゃの顔をしている。これも羊水のなかに長らく浸かっていたから当然だろう。そして目が腫れぼったいので目がどんな形をしているのか誰に似ているのかほとんど分からない。この目が腫れぼったいのが新生児の視覚的な最大の特徴では無かろうかと思う。胎児検診でMRIの写真をみてもやはり腫れぼったい目をしている。イラストや漫画風に描くと○を描いて中に両端にふれないように横線を引いたらこんな目になる。

これは何かに似ていると常々おもっていたがその何かがよく分からない。ある日土偶の目に似ていることを発見した。土偶、特に遮光土偶の目は丸い縁どりに目が細い線で一本横に引かれている。丸い縁取りは遮光器つまりサングラスに似ているので遮光土偶といわれるのだが、これはひょっとして新生児の顔の特徴を描いたのではないか。土偶は多産や豊穣を願うために作られたということでもあるし、新生児=多産でまことに話があう。

もし丸い縁取りが遮光つまりサングラスなら目を横線で描く必要がない。それにサングラスをなぜ装着しなければならないかの合理的説明がない。武具であるとしたら、出土する土偶はほとんどすべてが女性をかたどってあるという説明もつかない。(ごく例外的に男性土偶例があるらしいが)

考古学に詳しいわけではないので、こんなことは既に解明済みのことかもしれないが、ささやかな日常の中での新発見のお話でした。












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