まさおレポート

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サヌールビーチで会話を 古いバリの歴史をなんでも知っているマデさんに教えを乞う

2023-12-23 | バリ島 文化・風習・葬祭・ヒンドゥ・寺院・宮殿

滞在ホテルへ戻る途中にマデの働くホテルがある。夕方に帰る頃このビーチサイドの野外席で椰子の実やスイカジュースで水分を補給して休憩する。

 
ここでマデは時々ビーチの草取りなどを頼まれて臨時にやってくる。マデはバリ人のいいやつの典型見たいな人柄で56才の男だ。半年ぶりの再会になる。この日はバリの歌物語アルジャについての説明から始まる。
 
レゴンダンスのマハーバラタとは系統の異なる歌物語らしい。サンスクリット風のバリ文字が読めないと歌えないとか。一節を歌ってくれたが御詠歌を連想する節回しだ。
 
一部の村で歌い継がれているという。観光用ではないから上演に合わせて行くのは難しいとのことだ。このアルジャの太鼓はレゴンダンスの太鼓に比べると演奏が難しいとのことだ。特別な発声法でうちからパワーがみなぎる。
 
影絵や生贄、シワ、仏教、XXX文字と立て続けに説明を受けるがほとんど理解できなくなって混乱状態になってきた。追い打ちをかけるように風、音、水と連続打でアスカラ、アスカライ、アスカラマティと何やら理解できない言葉の連続でギブアップ。(私の聴力が低いので聞き間違いも大いにあり)
しかしこの地獄の特訓は癖になる。

 

別れ際にマデさんはもちろんお金が欲しいが忙しく働くのは嫌だと言った。今は好きな事しかしないと言う。そしてそれを許してくれる女性と結婚した。

 

奥さんはもとレゴンダンサーで今は踊らないがコーチはするとのことだ。「若い時は相当な美人だったけど今はぼろぼろ」と失礼な発言がマデの口から飛び出すが目は惚れているのがまる見えで、さあ今から帰ってカーマスートラだと意味深な言葉を残して帰路に着いた。

 

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