まさおレポート

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トランプ大統領とゼレンスキー大統領の口論 キューバ危機以来の緊張で視聴した

2025-03-01 | 日常の風景・ニュース

トランプ大統領とゼレンスキー大統領の口論 キューバ危機以来の緊張で視聴したトランプ大統領とゼレンスキー大統領の口論動画をメモしておく。https://news.yahoo.co.jp/articles/b10e0809fd5bb4c961f539bed89beecde0970f94?page=6


岩田太郎氏の腑に落ちる分析。

国際政治の基準が、トランプ大統領により「リベラルな価値観に基づく道徳や理想」から「マキャベリ的な実利と現実」へシフトする。  

ロシアがウクライナでの戦争を終え米国は欧州から西太平洋、中国共産党に向かう。

トランプ大統領は2月27日にウクライナ和平について問われ、「プーチン大統領は約束を守るだろう」と答えている。トランプ大統領とプーチン大統領の「友情」で米国とロシアの接近が進むことで、現在の中国とロシアの蜜月にくさびが打ち込まれる。 

トランプ大統領が和平交渉で、戦争犯罪容疑者のプーチン大統領をここまで持ち上げ、被害者のウクライナに理不尽な要求を突きつけるのも、中国とロシアの離間による国際秩序の再構築が究極の目的であるとすれば、辻褄が合う。

米国がロシアと組んで中国に対抗するためには、従来の自由民主主義体制の枠組みでタブーであった「西側諸国の安全保障体制へのロシアの組み込み」という力技が必要だ。そのプロセスにおいてリベラルな道徳や理想は、邪魔でしかない。


「人命を優先し、戦闘を停止するか」「正義を貫き、戦い続けるか」という価値観の選択も上記に加えて新たに追加された。

  • ゼレンスキー政権の価値観:「戦い続けても、国を守るべき」
  • トランプの価値観:「どこかで停止戦し、人命を守るべき」
  • ロシアの価値観:「もとロシアであった領土を力によって奪い返しロシア人を守る」

この価値観の対立がある限り、議論や交渉をいくら重ねても平行線を辿り、停戦は簡単には実現しない。

この戦争がどのように終結するかは、それぞれの価値観の持ち主が最終的にどれだけ他を圧倒する力を持つかにかかっているのだと改めて思い知らされた。


「米国が手を引けばウクライナはすぐにロシアに負ける。」

世界から反感を持たれることを承知の上で現状打開にはこれしかないと考えてトランプ大統領はこう言ってのけたのだろう。

 


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