愛が壁にぶつかったり、テーブルの柱にぶつかったり、水を飲む場所がわからなかったりする様子を見ると、目が見えてないのだなあと実感します。
お家の中でオシッコをしたり、お庭で散歩させてオシッコを済ませたり。
ママが「赤ちゃんの頃に戻ったようで、より愛おしい」と笑顔で言いました。
本当です。愛が赤ちゃんの頃を思い出しました。
愛、わかる?
12歳で失明したのは試練でなく、運命。
愛の個性だと思って受け入れてやらないと。
足腰がしっかりしているから、まだ大丈夫。
紹介された副腎の症状を診察してくれる病院にも行かないと。
これからは愛が慣れた近所や近くの場所しか出かけないけれど、そこにある風景を私の脳裏に焼き付けておこうと思います。
愛が過ごした生涯の風景です。