今日の足利は雨のち晴れ。雨から一気に晴れです。
朝はどしゃぶりの雨と風。
お昼頃、どしゃぶりの中、愛と散歩に行きました。もう少し待てば、濡れずにすんだのに、愛が「クゥーン、クゥーン」泣くから・・・。
強い雨と風で、足利の街路樹の黄色に紅葉したイチョウの葉が道路に落ちて、雨に叩きつけられてました。
愛と散歩に行くと、雨の日でも旧袋川(きゅうふくろがわ)沿いを歩きます。
下の写真の「三笠だんごの木」と呼ぶ、大きな木のところの橋を渡っていきます。
足利市民が「三笠だんご」と呼ぶ、だんご屋は以前にもブログで書きましたが、もう無くなりました。家屋と大きな木だけがあり、ここをだんご屋の名残で、この場所を「三笠だんごの所」と呼ぶのです。
一度、掲載したことがある三笠だんごの大きな木。立派な木でした。
震災の影響で、三笠だんごの家屋が崩れ、取り壊しが決まりました。
↓下の写真、三笠だんごビフォー。
見えませんが、この大きな木の下に三笠だんご屋がありました。
↓下の写真、三笠だんごアフター。
家屋の取り壊しは仕方ないけど、生きている木を切ることないのに・・・。
あんなに大きな木も切り株と、切り刻まれた木になってしまいました。
ここは桜の名所です。春になると、桜の木が旧袋川沿いの桜の花のトンネルを作ります。
あずまや、休憩所みたいのを、行政が作ればいいのにな・・・。
でも変わり往く足利の風景は、ここだけではありません。
古き良き足利の大正、昭和の市街地の風景、街並みが震災の影響で、次々に壊されていきます。
しばらく無かった余震が、最近、また発生しています。
愛の表情も不安そう・・・。
東日本大震災は、足利の風景を大きく変えてしまいました。
歴史と文化と豊かな自然に恵まれた町、愛が暮らす町、足利市は今年市制90周年です。
やっぱり人間が1番酷い!