まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

出資馬選定まで・第5回

2009年07月27日 00時32分56秒 | 今日の日記
前後してしまいましたが、カタログと同時に見るDVDの私の見方を紹介させて頂きます。

DVDで特に重視するのは脚の振り出しです。
一般的には歩様の一連の動きがスムーズであるかをチェックしますが、私は脚の動かし方を凝視しています。
ギクシャクした動きよりはスムーズな動きをした馬を選びたいですよね。
これと思った馬はスローにして繰り返し繰り返し見ます。
脚が真っ直ぐ出ているか、繋の沈み方はどうか、飛節のブレは無いか、蹄がきっちりこちらを向いているかなどです。
馬をカメラに向けて歩かせる前面撮影で脚が内から外に向けて出ていたり、外から振り回しているような脚の運びをする馬はマイナスです。
分かりやすく言えばモデルのようにスッスッと脚を出す馬は故障がしにくいのではないかという考えからです。
裏付けはありません。単なる私の推測です。
要するに走る走らないを判別するのではなく丈夫そうかどうかを見極める自分なりのルールなのです。
弧を描くように歩く馬は走っている時に地面に蹄が接地するときに関節や繋ぎに付加が掛かり、故障の原因になると思っているからなのです。

以前グリーンで社員さんに尋ねたらそれほど気にしなくても平気と言われています(笑)
寝起きの時にムリヤリ連れて行かれたり、気分によって歩様は変わるという事のようです。
また、厩舎に入ってしっかり歩かされて歩様そのものが変わる馬もたくさんいるそうです。
しかし、私の見立てだとあまり変わらないんですよね。
牧場時代に降り出した歩き方をする馬はやはり競馬場パドックでも降り出した歩き方をしているのです!


とにかく無事に走ってもらいたいので、自己ルールで丈夫かどうかを選定しているに過ぎません。
とは言え、気に入った馬をこれだけで切ってしまうのは忍びない部分があります。