まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

サラブレッドから元気を

2012年09月05日 19時24分21秒 | 今日の日記
最近いじめ問題がクローズアップされており、改めて大きな社会問題となっています。

今日、取引先のお嬢さんが学校でいじめにあっていて、新学期3日目の今日から体の具合が悪くなり、再び学校に行かなくなったとの話を伺いました
なんともかわいそうな話です。


私はかつて、埼玉県主催のカウンセラー養成講座のようなものに通っていましたが、毎回講義の終わりには非常に重い講座の内容にグッタリしていました。カウンセリングを模して行うロープレだけで、こちらの心が苦しくなるデリケートで大変な仕事だということを知りました。
人の話に耳だけでなく、心を傾けて聴く事を「傾聴」といいます。
私はそんな講義のことを思い出し、さぞかし苦労されているだろう保護者の方の話を聴いていました。


話の中で「娘はかつてホースセラピーに通っていた。しばらくしたら、元気になって友達とまた遊びたいと言って乗馬クラブをやめた」という話を聞きました。
そのお嬢さんは「家で馬を飼いたい」とまで言って家族を困らせたそうです。
ビバ!サラブレッド!


サラブレッドの持つ力が凄い事は一口馬主に手を染めている我々は十分に知っています。
ただひたむきに走るサラブレッドを見ているだけで涙が出てくる事すらあります。
自分の心に語りかけてくるように思うこともあります。


この感覚。
これが私が久しく忘れかけていた事なのかもしれません。
サラブレッドから元気を。そして、サラブレッドからもらった元気を皆に還元する。
そしてこの馬事文化がいつまでも続くように小さくとも啓蒙活動を続ける。
そんな思いが昔の私にはもっと強くありました。



今日はサラブレッドと人の関わりかた、競馬への新たなアプローチを少し考えてみたくなる1日となりました。