2025 共同通信杯 予想
共同通信杯 予想
◎ ⑧レッドキングリー
〇 ⑨リトルジャイアンツ
▲ ⑤ネブラディスク
△ ①サトノカルナバル
買い目
単勝 ⑧レッドキングリー 10,000円
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以下、自身の予想スタイルに合わせて本命馬の根拠を述べていきます。
①厩舎
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木村厩舎過去5年の東京芝1800成績は13-8-7-28と勝率23.2%、連対率37.5%、複勝率50%と優秀な成績です。
また、共同通信杯に絞っても1-1-0-0の好成績を示しています。
木村厩舎×ルメール騎手が最大の勝利の方程式も今回は厩舎お抱えジョッキーの北村宏司騎手。しかし侮るなかれ、過去5年の木村厩舎×北村宏司騎手との東京芝コースの組み合わせも6-5-3-31は勝率13.3%、連対率24.4%。
これは平均人気5.7番人気(平均オッズ22.9倍)での成績。ルメールがいればルメールになる中で、乗り馬の質を考えたら健闘の部類であり、今回、再び訪れたチャンスに北村宏司騎手も燃えていると思います。
個人的にはレッドキングリーはルメール騎手と合っていない気がしましたので、乗り替わりを聞いても殆どショックはありませんでした。
②調教
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木村厩舎の前週土日坂路時計が53.8-12.0秒(木村厩舎の勝負調教はこの前週土日の坂路早め追いがキモ。今回は勝負気配をビンビンに感じます)。
また肝心の当週の追切もウッド4F53.7秒、終い2F12.7-11.6の加速ラップを踏み、木村厩舎の勝負仕上げに相応しいものとなっています。
私は毎日仕事から帰ってきてJRA-VANのTARGETを見ることが日課になっていますが、狙いの馬が良い時計を出しているのを確認すると仕事の疲れも飛ぶような気がします。
この馬が先週日曜日に坂路で好タイムを出したのを見て「よし」と握りこぶし。 水曜日ウッド11秒台の加速ラップを刻んだことで木村厩舎の勝利の方程式が完成した事で、出資馬であると言う私情を抜きにして本命視できるとガッツポーズをしました。
③レース内容
戦ってきたメンバーレベルは高かったと思います。
東スポ杯2歳Sの1着クロワデュノール、2着サトノシャイニングの次走成績を見れば、勝ち馬と0.3秒差のこの馬にも十分に重賞を勝つチャンスはあるものと思われます。
しかしながら、先週のゆりかもめ賞でファイアンクランツ(東スポ杯4着)が負けたことはショックでしたが、同レースの勝ち馬はレッドキングリーが新馬戦で4馬身ちぎったウィクトルウェルスであり、一応の面目を保つ形になりました。
新馬、東スポ杯となかなかのメンバーで結果を出した事は強調材料と言えます。
しかし、東スポ杯で「明らかに余裕残し」でも圧勝したクロワデュノールと、「落鉄しながら2着」に粘ったサトノシャイニングの2頭だけが別格で強く、4着ファイアンクランツがゆりかもめ賞で敗戦したことで、3着だったレッドキングリー以下は案外と普通だった可能性もあるかもと気持ちが揺らいでしまいました。
レッドキングリーについて簡単に紹介します。
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<セールスポイント>
本馬はスタートセンスが良く、競馬に前向きな馬で、前目に行ってしっかりとした脚が使えるのが長所と言えます。 2戦連続で33秒台半ばの末脚を繰り出しており、少頭数でスローの流れになりそうなレース展開もこの馬に向いていると思われます。
血統的に「天下の1号属」が今の府中に合っているかは分かりませんが、新種牡馬サートゥルナーリアの将来性を測る上でも楽しみな一戦となりました。
デビュー戦に乗った北村宏司騎手も「能力は相当高い」、前走乗ったルメール騎手も「重賞級の素質馬であることは間違いない」と称しています。
両ジョッキーのコメントからも能力は担保されていますが、その「持てる力が発揮できるか」が正直分からないと言うのが本音です。
なお、本馬は競馬予想TV井内利彰さんの「新馬戦における将来有望調教」に該当しているので、個人的には今回はもとより将来を楽しみにしています。
<ウィークポイント>
テンションは高め。体のバランスが整っていないせいか口向きが悪く、左に張る癖があります。
デビュー戦で乗った北村宏司騎手も「腕がパンパンになるくらいに行きたがって大変だった」とコメントを残したほど。操縦性に難があるため乗り難しいようです。
デビュー前には「レースで逸走してしまわないか心配である」と公式コメントがあった程の気性的な問題は付きまといます。
外枠に入ったのも嫌な材料です。前に壁を作りたいので引っかかってしまったら惨敗もあり得る話です。
「精神面がまだ幼くて気持ちが安定しないだけに、レースでも自分との戦いになりそうですが、能力を最大限に発揮出来れば当然チャンスはあるはず。それだけのポテンシャルを秘めた馬ですからね。期待を持って送り出したいと思います」と木村師は締め括っています。
頑張れキングリー!!己に勝て!!