マサの雑記帳

海、山、庭、音楽、物語、歴史、温泉、経営、たまに税について。

ツリーハウス

2014-11-02 22:17:44 | 日記
庭にモチノキがある。初夏にロープを買って枝に結び、ターザンできるようにした。手先の器用な父が廃材でブランコを取り付けてくれた。田舎ではあるが、子供達の遊び場はせばまっているようだ。気が向くと近所の子もやって来る。アホな乗り方を試しては、キャーキャー笑っている。

世田谷に住んでいた20代、羽根木公園をぶらぶらするのが好きだった。大人が見守るなかで、子供達が危険なことを存分に楽しめるプレイパークというものがあった。ただの雑木林だが、洗練された試みだなと思った。

引き算ドリルをテーブルの下で指を使ってやっている4年生。長男である。
今日、庭でサーフボードの古いワックスを剥がしていると、彼らは篠竹で弓矢を作っていた。昨日の材料は、木にゴム紐だったが、今日は竹とタコ糸である。

「おとう、ツリーハウスって作れる?」
なんだそれ?ハックルベリーフィンの世界であろう。大体私は図工が苦手である。作った本棚が歪まなかったことは未だ嘗てない。が、ハンモック状に高い枝から床板を吊るす形式なら、大工仕事は好い加減でも何とか落ちない休憩所くらいできるのではなかろうか。
「作り方先生に聞いてみ。本とかないか。あと絵描けよ、おとうはどういう形かよくわかんないし。」

というわけで明日は一年ぶりの波乗りである。