マサの雑記帳

海、山、庭、音楽、物語、歴史、温泉、経営、たまに税について。

GOOD TIMES MUSIC

2016-02-21 23:04:12 | 日記
GOOD TIMES MUSICなるジャンルがあるそうだ。
土曜日の朝はピーターバラカンのラジオに限る。

この日かかっていたのはダンヒックスという人。
最近亡くなったそうだ。

 平たく言うと古き良きアメリカということになろうか。
カントリーのようなジャズのような色々な。

 多少なじみのある感じでいうと
ライクーダーかなあ。ただ彼のようなリラックスしてるようでいて
整理された統合感のようなものは前面に出ていなくて、ゆるく聞ける。

 女性のコーラスののんきな感じ。
B52’Sのあのいい加減な感じが好きだったが、少し似た感じ。

 細野晴臣のはっぴーえんど後、YMO前の
「はらいそ」とかそのあたりを初めて聞いた時のような
いかにも時流に外れた無駄なエアポケット感がよかった。
 それに近い感覚を、ピーターバラカンの鼻の詰まった声で
紹介され、初めて知った。

 海へのドライブ。ラジオでいい曲がたまにかかる。
それでいい。それがいい。

 ひたちなか海浜公園に初めて行った。
弟がロックフェスで行ったことがあると言っていたな。
 
 広くて海がきれいに見える休憩所がある。
斜面の前景に池を配し、眼前まで海が迫るようだ。
年寄りがサンドイッチを持参し、ハーブティーだけカフェで頼んで
本を読んでいた。いい使い方だな。

 直径20センチほどの流木を磯で拾った。
すっかり洗われて真っ白だ。面白い形なので、庭に放っておこう。
飽きたら薪にする、と家人に言い訳。

 そうGOOD TIMES MUSIC っぽいというと
映画オーブラザーの劇中歌インザ ジェイルハウス ナウ。
ステージで歌うジョージクルーニーの後ろの奴が、
膝を交差させるヘンテコなダンスをしているのが本当におかしかった。
 だからこのダンスはマスターした。小学生に見せると
皆笑いころげてくれる。すました顔でやるのがコツだ。

 ラジオはとりとめがない。金曜の帰宅の車中だったか。
谷崎潤一郎の半生を語りつつ、ルーリードのウォークオンザワイルドサイド
や椎名林檎をかけていたのは刺激的だった。そそる。
 本も読みたくなるし、音楽も聞きたくなる。
そして時間が無いからどっちもやらないだろう。 
 出会いのタイミングと組み合わせ。その妙を楽しむ。

 今夜流していたのは根本要とそのバンド仲間のアマチュアっぽい感覚の音楽談義。
35周年はすごいね。でもスターダストレビューはアルバム一枚聴いたことがない。
声だけ聴いているとちょっとメロウな松木安太郎のよう。
あか抜けないが前向きで、悪くなかった。

 でも聞かないだろうな。ラジオ以外では。

街に行かずに踊りたい

2016-02-17 22:10:02 | 日記
 インターFM水曜日の夜が好き。

21時は佐藤竹善
最新動向から定番まで、ロック、ソウル、アンビエントまで、
いいツボをついてくれるので気持ちいい。
SWVってまだやってんだ。なつかしいサウンド。
 来週はゲストに浦沢直樹が来るそうだ。
どういう会話になるのか、いずれも芸道オタク的な
ところが面白い人たち。選曲と共に気になる。

22時は沖野修也という人。
一応ジャズ番組らしいのだが
レアグルーブ(っていうのかな?今でも)
とかジャズっぽいハウスとか、
スムースなクラブっぽい感じの曲が多くて
オフのBGMにちょうどいい。

この2時間は、ちょっと踊りたいなあ、なんて気持ちになる。
でも街は、人が多いところに行くのはねえ。

楽しい選曲をしてくれるDJと
リラックスできる環境・・
とはいえYeah men!的な感じも面倒くさいな。

無理せず踊りたい。
われながらジジクサイ。

野生の馬はかっこよかった

2016-02-06 18:18:18 | 日記
 シーズンズ 2万年の地球旅行 を見た。
子供が500円なのがありがたい。

 10年ほど前にWATARIDORIという鳥の映画を
単館上映で見たが、同じジャックペランという監督だそうだ。

 野生の馬の繁殖期の雄の荒々しさ、馬はかっこいいなと思った。
娘は山猫の狩り、息子はフクロウの自在に動く首の動き、が面白かったそうだ。

 人間が狩猟採取から農耕へとスタイルを変え
そのための森林伐採が生態系にどのような影響を与えたか
氷河期からの2万年を描くというもの。
とはいえメッセージが鼻につくというものでもなく
自然への敬意に満ちた面白い映像だった。

 500円で子供に見てもらいたい、ということなのだろうか。
そこに老境の元俳優の志を感じる。

 山に登りたいなあ。