おはようございます。中小企業診断士の青木公司です。
冬の寒さも大分和らぎ、外を15分くらい歩くと軽く汗をかくくらいになってきましたね。
そろそろ、外で運動をする季節。
青木もしばらく遠ざかっているマラソンを本格化させようと思っています。
さて、本日の話題は「発想と行動が生み出した奇跡 小浜市の取り組み」です。
小浜市は人口3万人の福井県の小さな街。
http://www1.city.obama.fukui.jp/category/?Cate1=1
美食の街として、売り出そうとしていましたが、知らない方も多かったのではないでしょうか。
しかし、今は違います。
「小浜市」→「オバマ氏」
そう。今やアメリカ合衆国初の黒人大統領候補、バラク・オバマ氏との関連で話題になっていますよね。
先日、ついにバラク・オバマ上院議員が、同氏に乗っかり、勝手に町おこしをしている福井県小浜市について「ナイス タウン」とコメントしたそうです。
2006年12月、来日したオバマ氏に税関職員が「私は小浜市出身です」と話しかけ、オバマ氏が「私は小浜から来ました」とジョークで返したことがきっかけで、小浜氏は「勝手にオバマ氏を応援する会」を結成し、手紙や大統領選に向けた必勝ダルマを贈るなど一方的にアプローチ。
「オバマまんじゅう」「オバマハンバーグ」など便乗食品を販売。
「スーパーチューズデー2」とも呼ばれる3月4日の予備選では、同市内でパブリックビューイングを行なうそうです。
ほとんどメディアに出なかった小浜市、取り上げられまくってますよね。
このパブリシティーによる宣伝効果は知名度向上、ブランディング、莫大な経済効果を生み出し、街に活気を与えています。
また、もし、オバマ市が大統領になったら・・・・。
小浜市の取り組みのすばらしさは「ちょっとしたチャンスも逃さない力」「遊び心」の発想力と、実際に行動して町おこしに活用したことです。
ここに中小企業、商店街、地方の活性化のヒントがあるのではないでしょうか。
さあ、たくましく行きましょう。