中小企業診断士・人気プロ研修講師・コンサルタント・人気プロコン塾売れプロ塾長あお先生こと青木公司の元気が出るブログ

企業研修・診断士講座の超人気講師、コンサルの中小企業診断士青木公司が使える経営と診断士試験ノウハウについて熱く語ります。

予告:3月30日(日)人材価値を3倍上げる方法

2008-03-21 12:52:44 | 青木公司の講義、講演、執筆予定
おはようございます。中小企業診断士の青木公司です。

本日、2つめのブログです。一つ目の力作も是非ご覧下さい。

なお、標記日程 11:00-12:30 LEC池袋校で講演を行ないます。

青木の熱血講演。是非きてみてください。
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ルール、慣行を守ることの重要性 SCMと顧客の信頼性遵守について

2008-03-21 12:50:03 | 成長戦略、事業戦略に役立つ情報
こんにちは。中小企業診断士の青木公司です。

本日は少し寒いですね。身も心も引き締まります。

さて、本日はルール・慣行を守ることの重要性、顧客との信頼関係についてお話をします。

日本は流通の多段階というのが特徴として言われていました。

素材供給メーカー→素材卸→材料一メーカー(次加工外注→二次外注→組み立て外注、自社生産工程)→一次卸→二次卸→小売店  

うーん。長いですね。

今はSCM(サプライチェーンマネジメント:流通の上流から下流までを最適化する)の流れの中で、この多段階性を短くする試みがされています。

特に外国の小売業などが日本に進出した場合、すぐに手をつけます。今までの既存の卸売業に一切情報を出さず、それを超えて、メーカーに直接話をして、直取引を要請します。

上記はうまくいく場合もまれにありますが、多くは失敗します。

A社があります。A社はこの多段階性の多い業界にあります。
ある会社B社が独自のシステムを構築し、ユーザーに直接下ろせる仕組みを作ります。

A社の既存顧客は、B社の仕組みができると困る先を既存顧客の95%を占めていました。

時代の流れだし、黙ってやればわからない。

A社はB社と秘密裏に契約し、流通を飛ばす取引を6割にして実行しました。

A社はその後、苦境に立ちました。

理由は、当然ですが、

①飛ばされた既存顧客に見つかり、大問題となり、顧客との契約を着られたこと。
②自社と同じ流通段階の同業者感でも、商売の仁義に欠く行動を入られ、同業者間のネットワークからはずされたこと
③その噂を聞いたB社が悪評を恐れ、取引を絞ったこと

過去の取引慣行やルールに縛られすぎてはいけません。

しかし、そういうチェーンができているのには理由があります。
そして、仁義を欠く行動は、相手を傷つけ、信頼を損ね、周りにも必要のない多大な迷惑をかけるのです。

変化していくことは重要です。

しかし、バランスを見つめ、信頼をもたれる行動、ルールを守ることも大切です。

信頼される経営が最終的な勝利をつかむのです。
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