中小企業診断士・人気プロ研修講師・コンサルタント・人気プロコン塾売れプロ塾長あお先生こと青木公司の元気が出るブログ

企業研修・診断士講座の超人気講師、コンサルの中小企業診断士青木公司が使える経営と診断士試験ノウハウについて熱く語ります。

アニバーサリーなどイベントにのる、のせる。

2008-03-13 12:36:30 | マーケティング戦略に役立つ情報
こんにちは。中小企業診断士の青木公司です。

最近、すっかり春めいてきましたね。コートを着て歩くと汗ばむくらいです。

さて、「イベントにのる、のせる」の話をします。

本日は3月13日ホワイトデーの前日。

街はバレンタインデーのお返しのスイーツや様々なギフト品の販売で満ち溢れています。

商店も活気がありますし、買い物をしている男性、そしておじさま達も照れくさそうですが、楽しげですよね。

特に、チョコレート業界などは、両日前後で全売上の20%以上を上げるとも言われています。

ここで、いえるのは

「イベント(外部環境のものも含めて)」の売上貢献効果は非常に高いこと。
そして、そういうものに乗っかることは楽しい(=顧客も自分も)

イベントにはのっかりましょう。今月のイベントを検索してみてください。マクロ、ミクロ色々ありますよ。

イベントを自分で作りましょう。

そして、イベントにあわせたサービスを行ないましょう。

イベントにあわせて、自社の従業員を盛り上げましょう。
(中小企業の特権。従業員の誕生日には15時にケーキを奮発してみては。会社の雰囲気は変わるはずです)。

楽しさの先に幸せがあるのです。
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組織的学習の重要性 「失敗の本質」から学ぶ

2008-03-13 12:22:59 | 組織人事戦略に役立つ情報
おはようございます。中小企業診断士の青木公司です。

青木が最近読み返している本に「失敗の本質」という本があります。これは中公文庫から出版されている本です。

内容は、旧日本軍の大東亜戦争の主要作戦の失敗から、組織人事戦略を中心に、その失敗の原因を学ぼうというものです。

この中で論じられている旧日本軍の失敗の原因の一つが、組織的学習能力の欠如です。

満州国ロシア国境ノモンハンにおいて、戦略的重要性の乏しい圧倒的強固な守備陣、砲撃力、戦車を持つロシア軍に対し、少数の軍隊、軽微な兵力で猪突猛進を繰り返し、全滅を繰り返したノモンハン事件。日露戦争時点の二百三高地以来の成長を見せない戦略でした(二百三高地も最後は取ったとはいえ、数万にも及ぶ犠牲者を考えると、成功と言えるかは賛否両論あります)。

一方、圧倒的火力、戦車力を重視し、局地戦による圧倒的な数も確保したロシア軍はランチェスター戦略にも適合しており、ほぼ無傷で、数千の日本軍を倒しました。

また、奇襲という戦術と航空力という新しい兵器により、圧勝した真珠湾戦争から学んだのは米軍でした。圧倒的な生産力で、航空機、空母を次々と作り出した米軍に対し、日本軍は、やはり日露戦争以来の大艦巨砲主義。飛龍型大空母6隻が作れる費用をかけ、武蔵、大和を作ったものの成果にはつながりませんでした。

組織的学習を行い、進化しつづける必要があるのです。

ここで、障害になったのは、当時、「精神力は日本だけが持つと思われていた精神力」に代表される、客観的分析のなさ、偏った精神論、総合的バランス感覚を欠く一点豪華主義、組織感の連携のなさです。

歴史はやはり、我々に多くのことを教えてくれますよね。
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