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こんにちは。中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。
本日5つ目のブログは2010年本気道場合格者Fさんです。
大手広告代理店のエリートでやさしく遊びもいけるナイスガイなFさん。
昨年は独学で一次合格で、今期の通年本気道場にきてくれました。
当初、二次ノウハウが薄く、最初の答案練習は13点(爆)。
彼の記述900字より、僕の赤字添削コメントが多い感じで、飲み会で、あお先生に「とくにそこのあなた!あなたのせいで僕のペンダコが巨大化したのです。」と叱責されたと(記憶なし。失礼(泣))いう状況でしたが、素直さと、努力で一気に実力をあげ、本気道場の上位争いの常連に!
春のTAC模擬試験で全国トップ2%に入るなど、その時点で勝負ありでした。
明るい性格で、本気道場を盛上げ、そしてみんなを引っ張った彼は、本試験当日の飲み会のトークを聞いた時点で、あお先生は合格を確信。
再現答案は全国屈指の仕上がりでしょう(財務で第2問以降、すべて計算あってるのに四捨五入桁数が違う以外は(爆))。
すでに、2011年6月開始のあお先生がメイン講師のプロコン塾にハイブハンドレッドK氏とともに興味を示すなど、もう先を見据えています。
受験生として、すばらしいF氏は独立診断士としても成功間違いなし。
まってるよ!(大手広告代理店の出世頭なので、もったいないけどね)
※ 僕はFさんの心に土足で入り込んでいるのではなく、すでにあなたの心に住んでいるのです(笑)
------------------------------------------------------------
■ニックネーム
黄色ジャンパーのF
※ Fさんの爆笑ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/taketiger72
■属性
男性、38才、広告会社に勤務、既婚
■中小企業診断士を目指した理由
広告業界に身を置いて十数年、様々な経験をさせてもらい、
自分の好奇心はある程度満たされてはいましたが、仕事に追われる日々を過ごし
ていました。
次第に、上役のクライアントと対面するにつれ、広告の手法だけではなく、
より上流の経営戦略、事業戦略を把握していないと真の課題解決にはならないな
、
と思わされる場面に出くわすようになってきました。
併せて、自分が保有するスキルは、現在所属する会社でしか発揮できない
偏った知見ではないか、広く一般には通用しないのではないか、
自分の市場価値は低いのではないか、と不安に思うようになりました。
そこで、経営的な知識や、財務諸表等数字の知識が身につけられる方策はないも
のか、
と調べていたところ、中小企業診断士の内容に触れ、「まさにこれだ!」と思い
、
迷わず受験を決意しました。
中小企業診断士試験の勉強を通じて、自分のスキルを高めることが出来、
資格という形で最終的なお墨付きを得られると思ったからです。
■受験勉強(1年目)
WEB等で、合格体験記を読み込んでいくうちに「財務が最も重要」と知り、
先ずは簿記3級取得を目指しました。
これにより苦手意識を持たず、財務に取り組めるようになったと思います。
また、他の科目は2次に関連する企業経営理論、運営管理をメインに、他1次科目
を
過去問中心に勉強し、市販の参考書で知識補完していきました。
1次試験は基本的には、知識をどれだけ整理し、暗記できているかで決まると思い
ます。
1次試験は、なんとか無難に突破したものの、2次試験はどう対策を取って良いか
途方に暮れました。
専門学校も考えましたが、過去問が重要という認識があったので、残りの日数を
考えると、
1次と同様に独学で、手を広げすぎずに過去問中心でやっていったほうが良いと判
断しました。
(手を広げなさ過ぎたのですが。。)
更に初めて受けた9月初旬のTAC模試がまずまずだったので、調子に乗ってしまい
、怠けに拍車がかかりました。。
市販の参考書や過去問を「読んで」、解答はだいたいこんな感じかな、という勉
強法を続け本番を迎えました。
結果は見事に敗退。(BBBA)
やはり、手を動かす場を強制的につくらないと怠け者の自分はいかん!と強く思
い、
次年度は専門学校に行くことを決意して年末を迎えたことを記憶しています。
■受験勉強(2年目)
2年目は1次試験免除の特権を活用し、最初から2次試験に専念する方針でいました
。
2次試験は、人それぞれの癖が出やすく、少人数制で講師の方に直接指導してもら
う機会が多いほうが良い、
と思っていたので、マスプロ系の大手には全く興味を持ちませんでした。(多分
に偏見があるかもしれませんが、、)
WEBで探索していたところ、「青木先生の本気道場」が少人数制で、且つ合格率50%
というふれ込みだったので、
レベルの高さに「ついて行けるのか?」と躊躇しながらも、やはり、厳しい環境
に身を置いた方が、
怠け癖のある自分にも刺激になると信じ、思い切って飛び込むことにしました。
初めて会う青木先生。活力にみなぎっており、診断士受験で必要な知識やワード
が流暢に繰り出される。
独立中小企業診断士として活躍している話も非常に興味深い。なによりも飽きさ
せないトーク。
初めて会う本気道場生の皆さん。昨年9月のTAC模試上位2%の実力者を筆頭に歴戦
のツワモノな面々。
ひよりながらも、「ここでがんばるしかねえ!」と奮い立ちました。
答練では、最初、目も当てられないような点数で、トップが50点オーバーの点数
に対し、私は13点(恥)。
先生からも「秋までにのびればいいから」と慰められていました。
本気道場生のレベルの高さに心折れそうになりましたが、
「自分はあほなんだからしょうがない。一歩一歩上っていくぜ!」と、
何度も本気道場のオリジナル事例を青木式解法フローに則り復習して、過去問で
も試して、
自分のものになるよう努めました。
(先生にも「ペンダコ」で良く激励されたものでした。。)
また、青木先生が積極的に受講生との懇親を図ってくれる為、短期間で仲間意識
が醸成されました。
同じ道場生と交わす、診断士事例や、2次で使う1次知識を交えた冗談等のトーク
も自分を向上させていった大きな要因です。
(これも青木先生は天下一品!レベルが違います。)
通い始めて数ヶ月、春先のTAC模試で上位2%程度に食い込み、正直、驚きました
。
「青木式解法フローを愚直にやっただけなのに。。」
(財務は別途、TAC集中特訓という問題集を日々やりました。多年度受験生はファ
イナンスを強みにしておくべき。)
このまま成長していけば合格できるはず!と更に本気道場にのめり込んでいきま
した。
2週間に1度蒲田に足を運び、先生や道場生の皆さんと会わないと寂しさすら感じ
ていました。
寂しいので、通年クラスに加え、合宿系にも大半参加させて頂きました(笑)。
合宿系のグループワークも非常にタメになり、自分の悪癖/弱点や、他の方々の良
い点があぶり出され、
改善を図るキッカケとして役立ちました。
(実は、合宿系のほんの些細なことで、事例1の苦手意識が払拭されたりもしまし
た!)
もちろん、10月までの間で好不調ありましたが、本気道場が毎回気持ちを奮い立
たせてくれ、
良きペースメーカーとなり、モチベーションを高く保ったまま本試験に臨むこと
が出来ました。
本当に、信じて飛び込んだ者勝ち!な学び舎だと思います。
本試験では、反省点はあるものの、
受験1年目では全く得られなかった「作問者とガチンコで殴り合ってきた」感覚を
得られました。
そして合格。一気に力が抜けました。
これも青木先生との出会い、本気道場生の皆さんとの出会いのおかげです。
この出会いを宝物として、これからも大切にしていきたいです。
本当にありがとうございました。
■今後の展望
まずは口述試験を突破して、最終合格を果たしたいと思っています。
しばらくは企業内でと考えていますが、いずれは独立を視野に、
中小企業診断士のネットワークに積極的に参加して、
人脈を広げ、知見を得て、経営者から「ありがとう!」と言われるコンサルタン
トになっていきたいです。
■おこがましいですが、、受験生にアドバイス
受験生の方々に少しでも参考になれば幸いです。
①知識・手段は磐石に
2次試験は、各事例80分という制約があり、これが受験生を苦しめています。
その中で、迷っている時間(これなんだったっけ~?等)が最も無駄な時間です。
最も重要なのは、解答骨子に落と込んでいく「考える」時間で、
そこに注力する環境を80分の中で早々に整備する必要があります。
その為に、設問に沿って2次で使う1次知識をポンポンとアウトプットしたり、
解答文字数から要素の数を150字だったら5個!と目星をつけたり、
青木式解法フローでタイムマネジメント含めて、迷わずSWOT+上位概念のマーカ
ーを引いたり、
という作業は機械的に進めていけるようにならなければなりません。
ユルイ知識や手段は、本番では時間を浪費するだけで役に立ちません。
絶対に忘れてはならない知識や手段は、自分の「鉄則集」に書き記し、定期的に
振り返ることをオススメします。
②マルチタスクを目指す
同じく、80分間を有効に使う為ですが、「設問を読ん」で、問われていることを
強烈に意識しながら、
「与件を読む」トレーニングを通勤電車内等で地道に行っていきました。
「問われていることを強烈に意識しながら」が重要です。
青木先生は、このマルチタスクの部分が抜群にスゴイと思います。
設問を読んで満足し、与件を読んで満足し、その後に設問と与件を行ったり来た
りしている人よりも、
「読むパート」での濃密さに大きな開きが生まれます。
なぜなら、実は同時に「考え」られてもいて、重要な「考える」時間にウエイト
がかけられているからです。
自分もこれが完璧にできているかはまだまだ疑問ですが、できるようになってき
たかな、という感じです。
③不確実性を極力無くす
模擬試験は定期的に受けることです。1日4事例に必要なスタミナを確認したり、
休憩時間の間隔を体感したり、
必要な持参物をチェックしたり、となにかと気づきを得られます。
(私の場合は、4月下旬のTAC模試、6月中旬のLEC模試、9月初旬のTAC模試、下旬
のMMC模試を受け、
ペーパーナイフ、定規、チョコレート、目薬等が徐々に加わっていきました。)
また、本気道場生の実力者の方々と身近になるにつれ、彼等が事例解答中に、
解答要素のヌケモレ防止に、余念のないチェックをしていることが分かりました
。
「だから安定して高得点をたたき出しているのか!」と悟り、
パラグラフチェック、赤鉛筆でのマーキング等、自分に有効なものは積極的に取
り入れさせて頂き、
解答の確実性を上げていくことができました。
細かい話ですが、過去問等をプリンタで出力する際には、B5サイズの両面印刷に
していました。
理由は、本試験の仕様と同じだからです。片面に慣れていると、両面の際に違和
感や不都合を感じます。
例えば、与件の裏面に設問が書かれており、見づらいといったケースです。
他には、電卓をたたく練習も、会社で暇なときにやっていました。朝一番ですと
か。
1分でも、2分でも捻出したいという気持ちでやってました。
動揺したら本試験はアウトなので、事前の準備段階でできることはなんでもやっ
てつぶしておくことです。
④自分の悪癖は、意識し、対策を打たないと治らない
青木先生は、人の心に土足でガンガン入り込んできます(爆)。
そしてピンポイントでダメな癖を指摘して去っていきます。(先生はDNAとよく言
ってましたね。)
その指摘事項や、自分なりに分析して分かった悪癖は対策を打たなければ治りま
せん。
私の場合、先生からは、
・与件を加工しすぎてわからん
・もっと具体的に
・解答が冗長である
でした。
青木先生の模範解答の濃度の濃さ、多面性、与件の活用の仕方、リズムを音読も
含めて、
徹底的に参考にしました。
このリズムが本当に重要だと思っているのですが、これが身体に染み付くと、
変な解答を書いている時には、勝手に脳みそからアラートが鳴って便利です(笑
)。
自分の分析からは、
・マーカーを長く引いている箇所の要素を見落とす
という悪癖があったので、蛍光マーカーとは別に赤鉛筆で、解答に盛り込むべき
ワードにしるしをつけ、
「考える」際、解答骨子に落とす際に、見落とさないように努めました。
⑤時間を制限せず、青木式解法フローを徹底的に使いこなす機会を作ることも必
要
上述の、効率的に処理する、といった方向とは真逆のアプローチですが、
定期的に、時間を制限せずに、本気道場事例、過去問を基に徹底的に解法フロー
を使いこなす機会も作りました。
ベスト答案を作るプロセスと似ているかもしれません。
青木式解法フローをじっくりと、これでもか!と言えるほどに活用し、2次で使う1
次知識を幅広く検討し、
自分の悪癖を出さないよう意識し、解答の濃度の濃さ、リズムを意識し、解答を
作成。プロセスの徹底チェックです。
通常80分で解答する際に、自分の抜け落ちやすいプロセス、今後強化しないとい
けないプロセスが良く分かりました。
長いときには3,4日、その事例について解答を検討したりしました。
「これは組織のソフト面が問われているから、共通目的、貢献意欲、コミュニケ
ーションが当てはまるのかな」等
「あーでもない、こーでもない」と通勤電車内や勤務中の暇な時間等に頭の中で
、です。
このプロセスを経験・習熟効果でどんどん短縮化させていくことで、80分が濃密
になっていったと思います。
ゆっくり・じっくり→だんだん早くしていく。
意外と自分では気に入っている手法です。
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本日5つ目のブログは2010年本気道場合格者Fさんです。
大手広告代理店のエリートでやさしく遊びもいけるナイスガイなFさん。
昨年は独学で一次合格で、今期の通年本気道場にきてくれました。
当初、二次ノウハウが薄く、最初の答案練習は13点(爆)。
彼の記述900字より、僕の赤字添削コメントが多い感じで、飲み会で、あお先生に「とくにそこのあなた!あなたのせいで僕のペンダコが巨大化したのです。」と叱責されたと(記憶なし。失礼(泣))いう状況でしたが、素直さと、努力で一気に実力をあげ、本気道場の上位争いの常連に!
春のTAC模擬試験で全国トップ2%に入るなど、その時点で勝負ありでした。
明るい性格で、本気道場を盛上げ、そしてみんなを引っ張った彼は、本試験当日の飲み会のトークを聞いた時点で、あお先生は合格を確信。
再現答案は全国屈指の仕上がりでしょう(財務で第2問以降、すべて計算あってるのに四捨五入桁数が違う以外は(爆))。
すでに、2011年6月開始のあお先生がメイン講師のプロコン塾にハイブハンドレッドK氏とともに興味を示すなど、もう先を見据えています。
受験生として、すばらしいF氏は独立診断士としても成功間違いなし。
まってるよ!(大手広告代理店の出世頭なので、もったいないけどね)
※ 僕はFさんの心に土足で入り込んでいるのではなく、すでにあなたの心に住んでいるのです(笑)
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■ニックネーム
黄色ジャンパーのF
※ Fさんの爆笑ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/taketiger72
■属性
男性、38才、広告会社に勤務、既婚
■中小企業診断士を目指した理由
広告業界に身を置いて十数年、様々な経験をさせてもらい、
自分の好奇心はある程度満たされてはいましたが、仕事に追われる日々を過ごし
ていました。
次第に、上役のクライアントと対面するにつれ、広告の手法だけではなく、
より上流の経営戦略、事業戦略を把握していないと真の課題解決にはならないな
、
と思わされる場面に出くわすようになってきました。
併せて、自分が保有するスキルは、現在所属する会社でしか発揮できない
偏った知見ではないか、広く一般には通用しないのではないか、
自分の市場価値は低いのではないか、と不安に思うようになりました。
そこで、経営的な知識や、財務諸表等数字の知識が身につけられる方策はないも
のか、
と調べていたところ、中小企業診断士の内容に触れ、「まさにこれだ!」と思い
、
迷わず受験を決意しました。
中小企業診断士試験の勉強を通じて、自分のスキルを高めることが出来、
資格という形で最終的なお墨付きを得られると思ったからです。
■受験勉強(1年目)
WEB等で、合格体験記を読み込んでいくうちに「財務が最も重要」と知り、
先ずは簿記3級取得を目指しました。
これにより苦手意識を持たず、財務に取り組めるようになったと思います。
また、他の科目は2次に関連する企業経営理論、運営管理をメインに、他1次科目
を
過去問中心に勉強し、市販の参考書で知識補完していきました。
1次試験は基本的には、知識をどれだけ整理し、暗記できているかで決まると思い
ます。
1次試験は、なんとか無難に突破したものの、2次試験はどう対策を取って良いか
途方に暮れました。
専門学校も考えましたが、過去問が重要という認識があったので、残りの日数を
考えると、
1次と同様に独学で、手を広げすぎずに過去問中心でやっていったほうが良いと判
断しました。
(手を広げなさ過ぎたのですが。。)
更に初めて受けた9月初旬のTAC模試がまずまずだったので、調子に乗ってしまい
、怠けに拍車がかかりました。。
市販の参考書や過去問を「読んで」、解答はだいたいこんな感じかな、という勉
強法を続け本番を迎えました。
結果は見事に敗退。(BBBA)
やはり、手を動かす場を強制的につくらないと怠け者の自分はいかん!と強く思
い、
次年度は専門学校に行くことを決意して年末を迎えたことを記憶しています。
■受験勉強(2年目)
2年目は1次試験免除の特権を活用し、最初から2次試験に専念する方針でいました
。
2次試験は、人それぞれの癖が出やすく、少人数制で講師の方に直接指導してもら
う機会が多いほうが良い、
と思っていたので、マスプロ系の大手には全く興味を持ちませんでした。(多分
に偏見があるかもしれませんが、、)
WEBで探索していたところ、「青木先生の本気道場」が少人数制で、且つ合格率50%
というふれ込みだったので、
レベルの高さに「ついて行けるのか?」と躊躇しながらも、やはり、厳しい環境
に身を置いた方が、
怠け癖のある自分にも刺激になると信じ、思い切って飛び込むことにしました。
初めて会う青木先生。活力にみなぎっており、診断士受験で必要な知識やワード
が流暢に繰り出される。
独立中小企業診断士として活躍している話も非常に興味深い。なによりも飽きさ
せないトーク。
初めて会う本気道場生の皆さん。昨年9月のTAC模試上位2%の実力者を筆頭に歴戦
のツワモノな面々。
ひよりながらも、「ここでがんばるしかねえ!」と奮い立ちました。
答練では、最初、目も当てられないような点数で、トップが50点オーバーの点数
に対し、私は13点(恥)。
先生からも「秋までにのびればいいから」と慰められていました。
本気道場生のレベルの高さに心折れそうになりましたが、
「自分はあほなんだからしょうがない。一歩一歩上っていくぜ!」と、
何度も本気道場のオリジナル事例を青木式解法フローに則り復習して、過去問で
も試して、
自分のものになるよう努めました。
(先生にも「ペンダコ」で良く激励されたものでした。。)
また、青木先生が積極的に受講生との懇親を図ってくれる為、短期間で仲間意識
が醸成されました。
同じ道場生と交わす、診断士事例や、2次で使う1次知識を交えた冗談等のトーク
も自分を向上させていった大きな要因です。
(これも青木先生は天下一品!レベルが違います。)
通い始めて数ヶ月、春先のTAC模試で上位2%程度に食い込み、正直、驚きました
。
「青木式解法フローを愚直にやっただけなのに。。」
(財務は別途、TAC集中特訓という問題集を日々やりました。多年度受験生はファ
イナンスを強みにしておくべき。)
このまま成長していけば合格できるはず!と更に本気道場にのめり込んでいきま
した。
2週間に1度蒲田に足を運び、先生や道場生の皆さんと会わないと寂しさすら感じ
ていました。
寂しいので、通年クラスに加え、合宿系にも大半参加させて頂きました(笑)。
合宿系のグループワークも非常にタメになり、自分の悪癖/弱点や、他の方々の良
い点があぶり出され、
改善を図るキッカケとして役立ちました。
(実は、合宿系のほんの些細なことで、事例1の苦手意識が払拭されたりもしまし
た!)
もちろん、10月までの間で好不調ありましたが、本気道場が毎回気持ちを奮い立
たせてくれ、
良きペースメーカーとなり、モチベーションを高く保ったまま本試験に臨むこと
が出来ました。
本当に、信じて飛び込んだ者勝ち!な学び舎だと思います。
本試験では、反省点はあるものの、
受験1年目では全く得られなかった「作問者とガチンコで殴り合ってきた」感覚を
得られました。
そして合格。一気に力が抜けました。
これも青木先生との出会い、本気道場生の皆さんとの出会いのおかげです。
この出会いを宝物として、これからも大切にしていきたいです。
本当にありがとうございました。
■今後の展望
まずは口述試験を突破して、最終合格を果たしたいと思っています。
しばらくは企業内でと考えていますが、いずれは独立を視野に、
中小企業診断士のネットワークに積極的に参加して、
人脈を広げ、知見を得て、経営者から「ありがとう!」と言われるコンサルタン
トになっていきたいです。
■おこがましいですが、、受験生にアドバイス
受験生の方々に少しでも参考になれば幸いです。
①知識・手段は磐石に
2次試験は、各事例80分という制約があり、これが受験生を苦しめています。
その中で、迷っている時間(これなんだったっけ~?等)が最も無駄な時間です。
最も重要なのは、解答骨子に落と込んでいく「考える」時間で、
そこに注力する環境を80分の中で早々に整備する必要があります。
その為に、設問に沿って2次で使う1次知識をポンポンとアウトプットしたり、
解答文字数から要素の数を150字だったら5個!と目星をつけたり、
青木式解法フローでタイムマネジメント含めて、迷わずSWOT+上位概念のマーカ
ーを引いたり、
という作業は機械的に進めていけるようにならなければなりません。
ユルイ知識や手段は、本番では時間を浪費するだけで役に立ちません。
絶対に忘れてはならない知識や手段は、自分の「鉄則集」に書き記し、定期的に
振り返ることをオススメします。
②マルチタスクを目指す
同じく、80分間を有効に使う為ですが、「設問を読ん」で、問われていることを
強烈に意識しながら、
「与件を読む」トレーニングを通勤電車内等で地道に行っていきました。
「問われていることを強烈に意識しながら」が重要です。
青木先生は、このマルチタスクの部分が抜群にスゴイと思います。
設問を読んで満足し、与件を読んで満足し、その後に設問と与件を行ったり来た
りしている人よりも、
「読むパート」での濃密さに大きな開きが生まれます。
なぜなら、実は同時に「考え」られてもいて、重要な「考える」時間にウエイト
がかけられているからです。
自分もこれが完璧にできているかはまだまだ疑問ですが、できるようになってき
たかな、という感じです。
③不確実性を極力無くす
模擬試験は定期的に受けることです。1日4事例に必要なスタミナを確認したり、
休憩時間の間隔を体感したり、
必要な持参物をチェックしたり、となにかと気づきを得られます。
(私の場合は、4月下旬のTAC模試、6月中旬のLEC模試、9月初旬のTAC模試、下旬
のMMC模試を受け、
ペーパーナイフ、定規、チョコレート、目薬等が徐々に加わっていきました。)
また、本気道場生の実力者の方々と身近になるにつれ、彼等が事例解答中に、
解答要素のヌケモレ防止に、余念のないチェックをしていることが分かりました
。
「だから安定して高得点をたたき出しているのか!」と悟り、
パラグラフチェック、赤鉛筆でのマーキング等、自分に有効なものは積極的に取
り入れさせて頂き、
解答の確実性を上げていくことができました。
細かい話ですが、過去問等をプリンタで出力する際には、B5サイズの両面印刷に
していました。
理由は、本試験の仕様と同じだからです。片面に慣れていると、両面の際に違和
感や不都合を感じます。
例えば、与件の裏面に設問が書かれており、見づらいといったケースです。
他には、電卓をたたく練習も、会社で暇なときにやっていました。朝一番ですと
か。
1分でも、2分でも捻出したいという気持ちでやってました。
動揺したら本試験はアウトなので、事前の準備段階でできることはなんでもやっ
てつぶしておくことです。
④自分の悪癖は、意識し、対策を打たないと治らない
青木先生は、人の心に土足でガンガン入り込んできます(爆)。
そしてピンポイントでダメな癖を指摘して去っていきます。(先生はDNAとよく言
ってましたね。)
その指摘事項や、自分なりに分析して分かった悪癖は対策を打たなければ治りま
せん。
私の場合、先生からは、
・与件を加工しすぎてわからん
・もっと具体的に
・解答が冗長である
でした。
青木先生の模範解答の濃度の濃さ、多面性、与件の活用の仕方、リズムを音読も
含めて、
徹底的に参考にしました。
このリズムが本当に重要だと思っているのですが、これが身体に染み付くと、
変な解答を書いている時には、勝手に脳みそからアラートが鳴って便利です(笑
)。
自分の分析からは、
・マーカーを長く引いている箇所の要素を見落とす
という悪癖があったので、蛍光マーカーとは別に赤鉛筆で、解答に盛り込むべき
ワードにしるしをつけ、
「考える」際、解答骨子に落とす際に、見落とさないように努めました。
⑤時間を制限せず、青木式解法フローを徹底的に使いこなす機会を作ることも必
要
上述の、効率的に処理する、といった方向とは真逆のアプローチですが、
定期的に、時間を制限せずに、本気道場事例、過去問を基に徹底的に解法フロー
を使いこなす機会も作りました。
ベスト答案を作るプロセスと似ているかもしれません。
青木式解法フローをじっくりと、これでもか!と言えるほどに活用し、2次で使う1
次知識を幅広く検討し、
自分の悪癖を出さないよう意識し、解答の濃度の濃さ、リズムを意識し、解答を
作成。プロセスの徹底チェックです。
通常80分で解答する際に、自分の抜け落ちやすいプロセス、今後強化しないとい
けないプロセスが良く分かりました。
長いときには3,4日、その事例について解答を検討したりしました。
「これは組織のソフト面が問われているから、共通目的、貢献意欲、コミュニケ
ーションが当てはまるのかな」等
「あーでもない、こーでもない」と通勤電車内や勤務中の暇な時間等に頭の中で
、です。
このプロセスを経験・習熟効果でどんどん短縮化させていくことで、80分が濃密
になっていったと思います。
ゆっくり・じっくり→だんだん早くしていく。
意外と自分では気に入っている手法です。
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