通勤の行き帰りに少しづつ読み進み、やっと今週読み終えました…。
最終章の『虹の彼方に(上)(下)』では、
“ネェル・アーガマ”と“ネオ・ジオン艦隊”の最終決戦を描いた
お約束のような展開…。
インダストリア7のコロニービルダー“メガラニカ”にある
“ラプラスの箱”を目指し、
単艦でネオ・ジオンの大艦隊に対し
強行突破を敢行する“ネェル・アーガマ”と、
獅子奮迅の働きをする“ユニコーンガンダムのバナージ”…。
そして、それを援護する“クシャトリアのマリーダ”…。
戦いは、“ラプラスの箱”を巡るもうひとつの勢力
“ビスト財団のマーサ”により遣わされた
“バンシィのリディ”も加わり混戦模様に…。
しかし、そんな戦いの中…、
“リディ”の放った一撃から
身を挺して“ネェル・アーガマ”を守った“マリーダ”が
宇宙(そら)に散る…。
で…、
ここから話が急激にラストへ向かって動き出す…。
“マリーダ”を撃った“リディ”が、“マリーダ”を慕う“アルベルト”が、
“マリーダ”が死んだ衝撃で“イイ人”に変身してしまう…。
その他、“ジンネマン”や“トライスター”の面々等、
“ネェル・アーガマ”と係わった人達の意志が、
“バナージ”を、“ミネバ”を、
そして“ユニコーン”を中心に急速に繋がっていく…。
そこに集まる人々の意志を吸った“サイコフレーム”が…、
そのサイコフレームが発する力が…、
人々の意志を繋げていく…。
そして、『最終回』と言えば“主人公”と“ライバル”の生身の戦い…。
『ガンダムUC』でもモビルスーツを降りての
“バナージ”と“フロンタル”の戦いが繰り広げられる…。
結局、“フロンタル”の正体は“シャア”ではなく、
似たように作られた“強化人間”、
もしくは“ターミネーター”だったのか…?
物語のスタートからずーっと読者に対して、
“フロンタル”の正体は“シャア”だと思わせておいて、
しかし、最後では、他の『宇宙世紀ガンダム』の世界との整合性を
きちんと守ったって感じでしょうか…。
やっぱ、あの『アクシズショック』の時に“シャア”は死んだのだ…。
もし、そいつを覆し、“シャア”を復活させることができるとしたら…、
それは、やっぱ“富野御大”だけであろうなぁ…。
さて…、
そんな“フロンタル”を退けた“バナージ”達に向け
“グリプス2”の“コロニーレザー”が発射される…。
話もこのあたりにくると、もはや“サイコフレーム”が発動して、
その『無限力』をどんどん発揮、解放していく…。
それと共に…、
今までの“バイオセンサー”や“サイコフレーム”を搭載した
“ガンダム”での不思議事象も、今回の『UC』の中で説明されて…。
“Zガンダム”や“ZZガンダム”が、
死んだ人の意志を吸いパワーに変えたり、
敵モビルスーツを作動不能にしたり…。
“νガンダム”が地球の重力に反し“アクシズ”の落下を防いだり…。
そして、“UCガンダム”が“
コロニーレーザー”のパワーを消滅させたり…。
すべては『人の意志』を集めてパワーに変換した
“サイコフレーム”が起こした超ぉ物理現象なのかぁ…。
これはもう…、
“残留思惟”とか“意志の集合体”とか、無尽蔵のパワーとか、
その話の内容が、正に“イデ”に繋がる展開に…。
特に“コロニーレザー”から“メガラニカ”を守った
“バナージ”の意志が、
“ユニコーン”に取り込まれそうになる話なんかは、
“イデ”と言うシステムを作った“ロゴダウ”(ソロ星)の人々が、
“イデ”に取り込まれてしまった説明にも暗に重なっているし…。
※ちなみに、かつて“カミーユ”は…、
搭乗した“Z”に搭載したバイオセンサーで人々の意志を集合させ、
その秘めたる力を解放してしまった…。
よって、元々情緒不安定だった“カミーユ”は、
マシーンに意志を吸われて精神崩壊してしまったと見るが…。
こりゃ、『ガンダム30周年記念作』と言うのと同時に、
『イデオン30周年記念作』としての意味もあるんじゃないかな…。
やっぱ、『ガンダムの世界』の先は
『イデオンの世界』に繋がっていると思う…。
“サイコフレーム”の技術は、
いつの日にか“イデオナイト”と言う技術として集大成するはずだと…。
嗚呼、“コロニーレーザー”の攻撃を無効化した“ユニコーン”と、
“彗星”の激突や、“ガンドロワ”のビームに耐えた
“イデオン”の姿が重なります…。
あと…、
今後の『宇宙世紀作品』との整合性を取るために、
“ラプラスの箱”が解放されても、世界は何も変わらないし、
世にも恐ろしい“サイコフレーム”の技術は封印されるし、
ニュータイプ思想も
“ジオン”の解体と共に人々の記憶から忘れ去られていく…。
これにより『F91』や『V』の世界との繋がりも説明できたワケだ…。
最後に…、
結局『ラプラスの箱』って、開けてみればナンてことのない
『宇宙世紀憲章』の中で隠されていた
『最後の一章』ってコトだけだった…。
物語序盤では、
もしかすると“外宇宙生命体の痕跡”とか(“クジラ石”?<笑>)、
もっと凄いものを想像してたんですけど…。
まぁ、終わってみれば…、
この前後の『宇宙世紀の物語』と世界観を繋げないといけないから、
あんまし“無理なモノ”は出せないし、こんなところかな…。
って、感じです…。
最終章の『虹の彼方に(上)(下)』では、
“ネェル・アーガマ”と“ネオ・ジオン艦隊”の最終決戦を描いた
お約束のような展開…。
インダストリア7のコロニービルダー“メガラニカ”にある
“ラプラスの箱”を目指し、
単艦でネオ・ジオンの大艦隊に対し
強行突破を敢行する“ネェル・アーガマ”と、
獅子奮迅の働きをする“ユニコーンガンダムのバナージ”…。
そして、それを援護する“クシャトリアのマリーダ”…。
戦いは、“ラプラスの箱”を巡るもうひとつの勢力
“ビスト財団のマーサ”により遣わされた
“バンシィのリディ”も加わり混戦模様に…。
しかし、そんな戦いの中…、
“リディ”の放った一撃から
身を挺して“ネェル・アーガマ”を守った“マリーダ”が
宇宙(そら)に散る…。
で…、
ここから話が急激にラストへ向かって動き出す…。
“マリーダ”を撃った“リディ”が、“マリーダ”を慕う“アルベルト”が、
“マリーダ”が死んだ衝撃で“イイ人”に変身してしまう…。
その他、“ジンネマン”や“トライスター”の面々等、
“ネェル・アーガマ”と係わった人達の意志が、
“バナージ”を、“ミネバ”を、
そして“ユニコーン”を中心に急速に繋がっていく…。
そこに集まる人々の意志を吸った“サイコフレーム”が…、
そのサイコフレームが発する力が…、
人々の意志を繋げていく…。
そして、『最終回』と言えば“主人公”と“ライバル”の生身の戦い…。
『ガンダムUC』でもモビルスーツを降りての
“バナージ”と“フロンタル”の戦いが繰り広げられる…。
結局、“フロンタル”の正体は“シャア”ではなく、
似たように作られた“強化人間”、
もしくは“ターミネーター”だったのか…?
物語のスタートからずーっと読者に対して、
“フロンタル”の正体は“シャア”だと思わせておいて、
しかし、最後では、他の『宇宙世紀ガンダム』の世界との整合性を
きちんと守ったって感じでしょうか…。
やっぱ、あの『アクシズショック』の時に“シャア”は死んだのだ…。
もし、そいつを覆し、“シャア”を復活させることができるとしたら…、
それは、やっぱ“富野御大”だけであろうなぁ…。
さて…、
そんな“フロンタル”を退けた“バナージ”達に向け
“グリプス2”の“コロニーレザー”が発射される…。
話もこのあたりにくると、もはや“サイコフレーム”が発動して、
その『無限力』をどんどん発揮、解放していく…。
それと共に…、
今までの“バイオセンサー”や“サイコフレーム”を搭載した
“ガンダム”での不思議事象も、今回の『UC』の中で説明されて…。
“Zガンダム”や“ZZガンダム”が、
死んだ人の意志を吸いパワーに変えたり、
敵モビルスーツを作動不能にしたり…。
“νガンダム”が地球の重力に反し“アクシズ”の落下を防いだり…。
そして、“UCガンダム”が“
コロニーレーザー”のパワーを消滅させたり…。
すべては『人の意志』を集めてパワーに変換した
“サイコフレーム”が起こした超ぉ物理現象なのかぁ…。
これはもう…、
“残留思惟”とか“意志の集合体”とか、無尽蔵のパワーとか、
その話の内容が、正に“イデ”に繋がる展開に…。
特に“コロニーレザー”から“メガラニカ”を守った
“バナージ”の意志が、
“ユニコーン”に取り込まれそうになる話なんかは、
“イデ”と言うシステムを作った“ロゴダウ”(ソロ星)の人々が、
“イデ”に取り込まれてしまった説明にも暗に重なっているし…。
※ちなみに、かつて“カミーユ”は…、
搭乗した“Z”に搭載したバイオセンサーで人々の意志を集合させ、
その秘めたる力を解放してしまった…。
よって、元々情緒不安定だった“カミーユ”は、
マシーンに意志を吸われて精神崩壊してしまったと見るが…。
こりゃ、『ガンダム30周年記念作』と言うのと同時に、
『イデオン30周年記念作』としての意味もあるんじゃないかな…。
やっぱ、『ガンダムの世界』の先は
『イデオンの世界』に繋がっていると思う…。
“サイコフレーム”の技術は、
いつの日にか“イデオナイト”と言う技術として集大成するはずだと…。
嗚呼、“コロニーレーザー”の攻撃を無効化した“ユニコーン”と、
“彗星”の激突や、“ガンドロワ”のビームに耐えた
“イデオン”の姿が重なります…。
あと…、
今後の『宇宙世紀作品』との整合性を取るために、
“ラプラスの箱”が解放されても、世界は何も変わらないし、
世にも恐ろしい“サイコフレーム”の技術は封印されるし、
ニュータイプ思想も
“ジオン”の解体と共に人々の記憶から忘れ去られていく…。
これにより『F91』や『V』の世界との繋がりも説明できたワケだ…。
最後に…、
結局『ラプラスの箱』って、開けてみればナンてことのない
『宇宙世紀憲章』の中で隠されていた
『最後の一章』ってコトだけだった…。
物語序盤では、
もしかすると“外宇宙生命体の痕跡”とか(“クジラ石”?<笑>)、
もっと凄いものを想像してたんですけど…。
まぁ、終わってみれば…、
この前後の『宇宙世紀の物語』と世界観を繋げないといけないから、
あんまし“無理なモノ”は出せないし、こんなところかな…。
って、感じです…。
コメントありがとうございます!
思い起こせば…、
この記事を書いてからもう3年半経つのですね…。
追伸)BD6巻が待ち遠しい…。