ダンナさまが以前からファンで、私の尊敬するジャズピアニスト堀秀彰先生ともよく共演されている、ジャズトランペッターの市原ひかりさん。彼女が音大の頃からの仲間と続けているバンド、それがhip chickです。
先日そのライブがBAJであり、ダンナさまが行って来ました。私は夜、いまだ甘えん坊の娘と一緒に寝てしまうことが多いので、あまりじっくりと話を聴いたわけではないのですが、ライブはいつも通りとても良かったとのこと。
正直私は今まであまり興味がありませんでした。それが諸々の事情により、ライブ会場でしか手にすることのできない彼らのニュー・アルバム「hip chick2」を、今日何気なく聴いてみたら・・・。
これはまさに・・・フュージョンの王道や~~(彦麿呂風に)
何を持ってしてフュージョンの王道と言っていいのかわかりませんが、とにかく私が若い頃大好きで聴いていたフュージョンサウンドにすごく近いものを感じました。それはギターのサビのメロディであったり、ピアノのバッキングであったり。チョッパーベースの入り具合とか思わず「クゥ~~」と言ってしまいそうな。
ひかりさんのフリューゲルホーンのバラードを聴いて「昔の日野皓正っぽくて懐かしいな~」と思い「いや、これはヒノテルというよりザ・プレイヤーズに近い!」と、1人うれしくなったり。プレイヤーズ大好きだったんです。だからそれに近いサウンドを今聴けるのがうれしくて仕方ない。
最後の曲のかなり後半、歌のメロディをピアノで弾いたような箇所が出て来るのですが、そこにすごく魅かれるものがあります。佐藤浩一さんという方なんですが、
ソロアルバムも出されていて、試聴してみたら結構ステキ
それぞれがプロミュージシャンとして活躍されているそうで、考えてみたらすごいバンドです。
80年代にフュージョンを聴きまくった方には、超オススメの1枚です(アマゾンで買えないのが惜しい!)