この間入学式だったと思ったら、もう送られる側になりました。今日は息子の中学の三送会で笑って泣いて来ました。
前半は部活の後輩からのビデオメッセージや、お世話になった先生からの言葉がスライドの写真と一緒に読みあげられたり。行事の写真が映し出されるたびに歓声が上がったり。どちらかというと楽しい時間。
休憩をはさんでの後半、まず恒例の1年生のパネル絵文字。みんなすごく練習したんでしょうね。うまく文字になっていて感激でした。息子たちがこれを練習したのがもう2年前なんだなーと思いつつ、伝統が受け継がれるっていいな、と思いました。2年生の歌も上手で、すでにじーんと・・・。
3年生からのお礼?の出し物は、受験が早めに落ち着いた私立高校組が担当するのがならわしらしく、図らずも2年連続で三送会に深く関わることになった息子。はじめは「見に来なくていいから」と言われ、どうしても行くというと今度は「来てもいいけど何も感想とか言わないで」と。
親に見られたらこっぱずかしい内容なんだなーと楽しみにしていたら、案の定でした。息子の名誉のために内容は深く書きませんが、ちゃんと役柄になりきっていたし、何より笑いが取れていたので、関西人の私としては大満足でした。
公立組の子たちはつい最近合格発表があったばかり。うちは早めに決まって、果たしてこれでよかったんだろうか、と思いもしましたが、こうして中学生活の最後に、また一つチームで何かを作るという経験ができて、コミュニケーション能力を増やしてほしいと切に願う親としては、私立高校も良い選択だったんだと思えました。
出し物の後は3年生の合唱でゆずの「栄光の架橋」。さすが3年生、立派な合唱でこの辺から涙が止まらなくなり、今度は1、2年生の合唱とメッセージ。怒涛の泣かせる演出で、大声をあげて泣きたい気持ちでした(大泣きしている私を見つけて息子はため息をついていたらしいです(笑))
入学した時は小学校を卒業したばかりの、まだあどけなさが残る子もたくさんいたのが、あと1ヵ月もしたら高校生になるという15歳の集団は、受験という荒波も経験し、たくましく大きく成長していました。
少し遠い中学を選んで、毎日往復1時間歩いて通学していた息子。その学校に通うのも卒業式を入れてあと3日です。子供の成長を見ることのできるありがたさを感じる今日この頃です。