今日届きました。昔好きで聴いていたレコードを買い直すぞシリーズ第?段。今回ダンナさまに注文してもらったのは山下達郎の1979年発表「MOONGLOW」と1980年発表「RIDE ON TIME」。いや~、しかしまたも80年前後のアルバムとは、我ながらびっくりです。よっぽどその年代の音楽に執着があるとみえて・・・。別に「その時代のだから!」と選んで買い直しているわけではないのですが「あれは良かった」と買い直してみると、大抵70年後半から80年前半だったりします。
中学に入学し、何でも好きなことをして良いと両親から許しが出て、ゴダイゴを手始めに好きな音楽を聴きまくり始めた頃の音楽だからでしょうか。吸収率が良かったのかな(笑)
山下達郎氏はマクセルのCMで「RIDE ON TIME」を初めて聴いて好きになりました。なぜか「MOON GLOW」を買ったのはおばあちゃんの家のあった大阪府富田林市のレコード屋さんでした。おばあちゃん家に行っててその先で見つけて「買ってみよう!」と大金をはたいたのは、やはり中学生くらいの時だったでしょうか。今思えばおませな中学生です。その後カシオペアおよび日本のフュージョンにどっぷりハマります。
曲はもう涙がちょちょぎれる懐かしさ。ファンキーでポップなんだけど、決して軽くはない。あー、今は「夏への扉」がかかってます。大阪の実家の子供部屋の、ピンク色のじゅうたんとスチール製の勉強机がよみがえります。
その頃わかって聴いていたのかどうかわかりませんが、CDの歌詞カードには詳細にレコーディングメンバーが記載されていて、それがまた涙涙のメンバーなのです。村上ポンタさん、岡沢章さん、松木恒秀さんに土岐英史さん、斎藤ノブさん、難波弘之さんはツアーのバンドメンバーでもあったそうで、あとYMOのお三方が参加していたり、吉田美奈子さんなどなど、ジャズ・フュージョンファンにはよだれの出そうな豪華メンバー。「RIDE ON TIME」のホーンセクションには数原晋さんや向井滋春さんが、そしてサックスソロは土岐英史さんだったんですねー。言われてみれば土岐さんだー・・・。
ご本人の曲目解説はたぶんCD化された2002年のものだと思うのですが、これがまた面白いというかマニアックというか(笑)当時どんな感じで関西に進出したかとか、青山純・伊藤広規という素晴らしいリズム隊との出会いによって、ライブでできる曲が飛躍的に増えたとか、たぶん熱狂的なファンの方ならご存知なんでしょうけれど、ちょこっとファンだった私には新鮮な裏話が満載でした。たぶんダンナさまもこの部分、熟読すると思います(笑)CD制作の裏話は、今自主制作でやってる私にとっては、すごく興味深かったです。
ボーナストラックに「RIDE ON TIME」のシングルバージョン(やっぱりこっちの方がスリリングで良いです
)その後に続くインスト3曲が猛烈に良い!!やはり私はこの人の曲が好きで聴いていたんだなーという事がバレバレです(笑)もしかしてこの一番最後の曲は、どこかのお天気番組のBGMに使われているのでは・・?(先日「これゼッタイ達郎だよなー」と思ったもので)
それにしても今になって思う。若い頃にほんと、いい音楽いっぱい聴けといて良かったーって
1回山下達郎のコンサート行っとこ!