佐世保市展海峰にたたずむと眼前に眼下に九十九島が見渡せる。
多数の島々と海岸線の入り組んだ風景は、リアス式海岸特有のものである。回遊式の日本庭園を思わせる。
この地に、山口県岩国市出身の田中穂積がタクトを振っている銅像が立っています。
田中穂積は、この地の美しさに魅せられ、作曲した『美しき天然』(1902年(明治35年))は日本初のワルツとされている。大正、昭和期にはサーカスやチンドン屋などが客の呼び込みで演奏する曲として全国に広まった。同曲は長崎県立佐世保北高等学校と長崎県立佐世保南高等学校の前身の1つである私立佐世保女学校(佐世保市立成徳高等女学校)で田中が音楽指導する際に、教材として作曲したものと伝えられている。
この曲を楽しんでみましょう。つぎのhttp://www.youtube.com/watch?v=FQ-moleGtLcをクリックしてみてください。子供の頃の気持ちにかえれますよ。