日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

アベノミクス デフレ退治できず。

2017-10-13 18:47:18 | 日記
 デフレの流れにのまれ、日本経済は袋小路に迷いこんでしまいました。賃金も上がらず節約しなければ生活していけません。庶民のささやかな楽しみは気軽に買い物できる100円ショップと手軽に食事をすることができる庶民価格設定の外食チェーンです。
 今の世の中は賃金が上がらす収入は横ばいです。しかし.わたしの生まれ育った昭和20年代は、食料も生活必需品も不足していました。お金さえあれば、何不自由なく生活できる平成は恵まれた時代だと感じています。
 第二次世界対戦に敗北後、一番の変化は国の壁がなくなり物とサ-ビスが自由に往来できるようになったことです。おいしい投資先に世界中からお金が集まりバブルが膨らんでいきます。また、世界の大企業が物量作戦で上陸すれば、経済侵略された国の企業はひとたまりもありません。これが日本の現実です。生産力向上すると需要と供給の差が大きくなり慢性的なデフレになります。過剰生産すると需要がなければ安く売りさばかなければなりません。企業は利益をだすために給料は据え置きにされます。それでも利益がでなければ労働者は解雇されてしまいます。
  金持ちと貧乏の格差拡大進行中です。お金がものいう時代でお金でけりをつける風潮になり、お金ではかれないものは見捨てられていく拝金主義になっています。
 選挙公約の一つに消費税10%にしようと燃えている党があります。所得が増えない人は財布のひもをより固く結ぶことでしょう。バカでもわかる理屈です。アベノミクスはデフレ脱出に成功しませんでした。  
 不平不満それと愚痴、生きている限りついてきます。これら、三大弊害のり越えて楽しく過ごしていきます。