日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

入院の原因

2018-01-20 19:08:50 | 日記
 一月九日入院、翌十日大腸ポリ―プの摘出手術を行いました。ポリ―プはがんステージ2と宣告されていました。大腸は内臓の中でも長いので、患部だけを切除すれば大したことはないと安心していました。しかし、手術後の談話では、脂肪の壁がお菓子のミレフィーユのように断層になっていて患部に到達するまで通常の手術時間の倍を要したと言われました。摘出されたポリ―プは家内と息子は実際に見ましたが、私はみていません。があまり気持ちのいいものではないと二人は申しておりました。
何たって腐った細胞の塊なので、妥当な感想だと思います。後は、がんが転移していないことを祈るだけです。

 病気の原因は飲み過ぎです。焼酎、日本酒、ビール、ウィスキー、ワイン何でも大歓迎でした。

 ある日の飲み方を綴ります。朝六時起床し、散歩を一時間、朝御飯が八時、その後、雑用を済ませ朝寝し、十時に目覚め、日曜競馬実況中継を聞きながら日刊競馬真剣に眺め投資するレ―スを決めます。
1レ―スから12レ―ス、すべてお付き合いしていたらお金がいくらあってもたりませんが4~5レ―スは購入します。午前のプログラムが終了、競馬は昼休みに入り自分は昼食でもちろん焼酎付きです。飲み方はストレートで一杯15ccです。最終レースまでに7~8杯いきます。そして夕食になりまビールでのどをうるおしワインで乾杯し寝酒を焼酎で締めます。

手術後、お医者様から言われました。
「お酒のチャンポンはいけませんよ。大腸炎で下痢の症状がかなりの頻度であったでしょう?」ずばり指摘されました。ポリ―プの状態から見た的確な診断は驚きの一言でした。

還暦を境に身体が主張し始めます。
「御主人様。人生120年時代ですよ。まだ道半ば私をもう少し大切にしなければ行き着くことができません。自制したらいかがですか?仏の顔も三度までですよ!」
まだ初回だから許してくれることと信じています。

退院三日過ぎましたが、お酒を飲む気持ちが起こりません。ふるさと納税で年末に焼酎、日本酒、ビールを注文し、並べてあります。退院祝いで乾杯予定でしたがいつになるやらわかりません。今も切開した右大腸のところがズキズキ痛みます。
 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
 「腹八分目に医者いらず」
肝に命じて明日を迎えます。





 
コメント
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