はじめのことば
若いことはすばらしいことだが、成熟して経験豊かだというのもそれに劣らず望ましいことである
バ-ナ-ド・バル-ク
稼ぐに追いつく貧乏なし
「常に精を出して働けば貧乏に苦しむことはない」
デジタル大辞泉より
せっせっと汗水垂らして働いて得た収入、物価の上昇に追いつくことができません。これで電気代料金が上がるとなると、なおいっそう、収入と支出の格差が広がっていきます。消費に回すお金が少なくなり、景気上向きだったのに、後退モードに突入、景気回復に水を差すことになります。
電気代値上げは、ロシア産天然ガスがストップ、ほかの資源も円安の影響で高い値段で輸入しなければならなくなったのが原因です。ロシアとウクライナ戦争の収束の見通しも立たず、円安/ドル高も継続、電気代上がることはあっても下がることは考えられません。
このまま電気代が右肩上がり続ば、自然エネルギー"太陽光発電"設置を検討する家も増えていきそうです。東京都は、新築には太陽光パネル設置を義務づけました。既存の家にも、補助金支給の人参ぶら下げて、設置するよう誘導しています。自家発電すれば電力会社への料金は発生しません。しかし、太陽光パネルにも必ず負の面があります。
太陽光パネル設置した場合
屋根はパネルの重さにたえられるか?地震や台風の天災により、落下したり、パネルの隙間からに雨水が浸透したり、破損や 使用不能になれば、修繕費もかかります。耐用年数がくれば交換もしなけれはなりません。入らなくなったパネル処分費用も頭に入れておかなければなりません。最優先事項は"メインテナンス"、定期的に点検をしなければなりません。発電費用を電力会社に支払うか、維持費用を自己管理するかどちらか選ぶことができます。しかし、新築の家を建てる都民は、太陽光パネルの設置義務づけられ、選択の余地がなくなりました。
「うまい話しにはウラがある」
お上のやることは必ずといっていいほど、悪巧みのからくりが隠されています。それは『利権』です。東京五輪・パラリンピックで証明されました。太陽光パネルにおいても同じです。だれが得するか考えてみるのも暇つぶしには丁度よいかもしれません。
今のところ、高い電気料金でも現状維持でいきます。もうすぐ、夏がやってきます。”クーラーよさらば”日本には、団扇と扇子と扇風機があります。それで、幼いころは夏を乗り切りました。そのうち自然エネルギーに変わるものができることを信じて本日はお仕舞にします。
ご訪問ありがとうございました。
〆の曲
きょうのニュース
電力7社 14~42%値上げを了承
大手電力7社が申請している家庭向け規制料金の値上げについて、政府は16日、物価問題に関する関係閣僚会議を開き、6月1日から標準的な家庭では14~42%引き上げることを了承した。近く西村康稔経済産業相が認可する。
東北、北陸、中国、四国、沖縄の5社は4月1日から、東京と北海道の2社は6月1日から値上げを申請していた。
だが、岸田文雄首相が2月に「厳格かつ丁寧な査定による審査」うぃ指示。経産省は値上げ幅について、各社に直近の為替水準や燃料価格をもとに再算定を求めた。
この数字を各社が出した後、経産省の審査では、さらに上げ幅を抑える方針が示された。その結果、最終的に標準的な家庭の場合は、申請時の28~48%から4~14㌽が圧縮された。
朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト 2023年5月16日
ロシア原油、「上限価格」60ドル突破 制裁効果そぐ懸念:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB13B7P0T10C23A4000000/