今日の言葉
言うが易し行うは難し
「口で言うのはたやすいけれども、それを実行することはむずかしい」
goo辞書より
9月30日(木)曇と晴 有給休暇
今日は
「クレーンの日」
1980年(昭和55年)、日本クレーン協会が制定。クレーン等による労働災害の防止を目的にさまざまな活動が行われる
Y!きっずより
歴史上の出来事
894年
遣唐使廃止
1955年(昭和30年)
ジェイムス・ディ-ン事故死
1961年(昭和36年)
愛知用水、完工通水式、1135km
1978年(昭和53年)
京都市の市電廃止
1984年(昭和59年)
阪急のブ-マ、外国人初三冠王
1999年(平成11年)
茨城・東海村の核燃料工場で国内初の臨界事故
PHP研究所
新総裁誕生
新自由主義からの転換
新自由主義とは
政府になどによる規制の最小化と自由競争を重んじる考え方。規制や過度な社会保障・福祉・富の再配分は政府の肥大化を招き、企業や個人の自由な経済活動を妨げると批判。市場での自由競争により、富が増大し、社会全体に行き渡るとする。ネオリベラリズム
補説
大企業や資産家などがより富裕化することを是認しそれらによる投資や消費により中間層・貧困層の所得も引き上げられ、富が再配分されるとする。しかし、再配分よりも富の集中や蓄積・世襲化が進み、貧富の差を広げるという見方もある。 goo辞書より
新自由主義からの転換
新総裁が決まりました。岸田文雄氏、第100代総理大臣、区切りのいい時にバトンが渡されました。しかし、前途多難な船出です。コロナ禍で、デフレ経済はより深刻になりました。デフレは、国民を貧しくします。物価も実質賃金も上がらず、じわじわと真綿で首を絞められやがて呼吸も出来ない状態になります。とどめを刺したのが、デフレ経済の中、3,5,8,10%と消費税が段階的に上げたことです。それが原因で、庶民から笑顔はなくなり、暗いニュースが目立ち始まました。「貧すれば鈍す」お金がなければ、人並みの生活はできなくなって、心のゆとりをなくします。するとどうなるのか、理性より感情のほうが強く作用し、「キレる」人が多くなります。また、いい気になり、政府は消費税15%にするかもしれません。
「キレる人」を減らすには、一番即効性があるのは、消費税廃止、または税率の引き下げです。しかし、岸田氏、ほかの候補者3人の公約にはありませんでした。「アベノミクスの検証」という提言が立憲民主党・枝野代表から発表されました。自民党の弱みをつきました。しかし、岸田新首相が消費税を軽減、廃止を提唱するならば野党は衆院選は不利な状況に追い込まれます。
会見の発言の中で、『新自由主義からの脱却』というフレーズが印象に残りました。冒頭に説明文を載せましたが、一言でいうと『小さな政府』を目指そうとすることです。
国会予算の上限を決めて、その中で歳出入の編成を行いますので、予算がいきわたらないところがでてきます。例えば、国立大学の法人化、地方交付金の削減、足りない部分は自分たちで工夫をして穴埋めしなさいと厳しい通達を出し始めたのが、小泉政権からです。『構造改革』をぶち上げ、国民も賛意を表し、熱狂的な支持を得ました。その系譜を継いできたのが安倍さんと菅さんでした。『失われた平成30年』の立役者はこの3人です。新自由主義からの転換を打ち出した岸田新総裁に対して、希望の灯りが少しだけ見えてきました。
成長率2%を目標にアベノミクスを発動、財政出動、バズーカー砲をぶっぱなしても成長率はゼロ、下手するとマイナスになります。それを主導した黒田日銀総裁が再任、?マークが点灯します。
総裁が交代、与党は得意の忍法『目眩まし』の術を使いました。しかし、頭が変わろうとも首より下が旧態依然なので、化けの皮がすぐにはがれてしまうでしょう。失われた平成からの負の要素はヘドロのようにこびりついて処理するのは大変です。少しずつ除去する以外ありません。岸田新総裁の手腕の見せ所です。
今日の曲は
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