
はじめのことば
家族社会学では「格差婚」のことを女性下降婚(ハイポガミー)と呼ぶ。逆に、女性が自分より社会的に地位の高い男性とすることを女性上昇婚(ハイバカミー)、同等の男性と結婚することを同類コンビニ(ホモガミー)という。
日本の死角 現代ビジネス編
“家族はコスパが悪すぎる?結婚しない若者たち、結婚教の信者たち”
P123 14行目〜P124 1〜3行目
豆知識
DINKsとは
共働きで意識的に子どもを作らない、持たない夫婦、またその生活観を指す
ウィキペディアより
1970年代に印象的な"ダブルインカムノ-キッズ"というフレーズが今も耳に残っています。英語ですので、発祥はアメリカ、一周遅れで日本にも伝播しました。それまでは、男が稼いできて女が家庭を守る、それが日本人の結婚スタイルでした。当時は、旦那のサラリーで一家を養うことができました。
「戦後強くなったのは女性と靴下」
戦前は女性は結婚、出産、家事を立派に切り盛りするのが女の鏡といわれていましたが、戦後男女平等が憲法によって定められたことによって流れが変わりました。社会に進出する女性が増え、男性と遜色ない働き、いやそれ以上に実力を発揮する人もでてきました。その考えの背景となったのが、"DINKs"でした。子どもを作らないで、夫婦二人でゆとりのある生活を送る、夢のある情景を思い浮かべる、そんなわたしも憧れました。結婚して子どもが生まれ、育てる、手間とお金がかかる、それよりも、夫婦二人でゆったりと人生を過ごしたいと思ったカップルがいて当たり前です。
出生率の低下が社会問題になっていますが、その源泉の一つはDINKsにいきつきます。
出生数の低下
24年出生数は最少72万人 10年で3割減、現役世代に負担:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1846E0Y5A210C2000000/
子育ては人類誕生してから、今まで続いてきました。子を産み育てるのは、人類が生き残るためには必要不可欠なことです。
なぜ、少子化問題が起こるのか、それは、男女の役割分担がはっきりしなくなったこと、"ファジー"です。このことばも一時期流行り、あいまいなところもいい、決めつけてはならない土壌ができました。その一つ、ジェンダー問題です。
トランプ大統領誕生により、時代の流れが変わり始めました。常識に戻りましょう、あたりまえのことが通用しなくなった時代から抜け出せるのではないか、演説を視聴して希望の灯りが見えてきました。
日本昔話の冒頭の語りに
「おじいさんは山に芝刈りにおばあさんは川に洗濯にいきました」
男女の役割は人類誕生以来区別されていました。
少子化問題を解決する政策、それは、誕生祝、100万円ご祝儀、これだけでも大きな反響があることでしょう。海外に援助するお金を回せばすむことです。日本国政府は日本人のための政策をしていないのではないか、そんなきがしています。
きょうはこれでお仕舞いです。ご訪問くださいまして誠にありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます