日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

高齢者!生活風景

2019-11-12 10:19:00 | 高齢者

 今日の言葉  経世済民
「世の中を治め、人民の苦しみを救うこと。」(広辞苑)


高齢者! 生活風景 其の1

「まさかこの年まで働かないといけないなんて。70歳を過ぎると選べる仕事なんてもうないですよ」男性はこうもらした。71歳、東京板橋区の家賃3万円のアパートに65歳の妻と二人暮らし。月7万円の年金と妻のレジ打ちのパートで稼ぐ数万円でやりくりする。生きていくには、お金がかかります。高齢化社会になるのは頭では描いていましが、70歳を超えてまで仕事しなければならないなんて想像外でした。
                             朝日新聞

定期収入のありがたみ

自分も65歳になり、前期高齢者、2カ月に1回通帳に記載される年金額を確認、安心します。ゆとりある暮らしを維持するには、現金収入を得なければなりません。欲を言えば「不労所得」を得る術もあれば鬼に金棒です。元気で働けるうちはいいのですが、不意の病気、けがで入院する場合のことを考えると貯金も必要になります。あれこれ思い悩むと神経衰弱になりそうです。そんな時、現在・過去・未来、どこに焦点をおくか、「将来について心配するより現在の生活を大事にしていく」とつぶやいて気持ちを切り替えることにしています。給料と年金、定期収入があることに感謝です。

憲法第25条の1、2

・すべての国民は、健康でぶんか的な最低限の生活を営む権利を有する。
・国は、すべての社会部面について、社会福祉、社会保障及び増進の努めなければならない。

健康で文化的な生活を営む裏付けがなくては、そうした立派な条文も絵に描いた餅に等しい。だからこうした条項とともに、そのために国民として何を考え、何をなさねばならないかということを記するべきではなかったかと思う。政府といわず、企業といわず、一般国民といわず、みんなお互いに誰かが何とかしてくれるだろうといった安易な依存症を持つに至ってしまった。           松下幸之助

依存症候群

自分の気持に、「国がなんとかしてくれるのではないか」甘い幻想を抱いていましたが、世の中そんなに甘いものではないと痛切に感じているこの頃です。人生100年時代、少なくとも、あと30年は生きなければなりません。義務ではないですが、貴重な命、もったいないので、終着駅まで運んでいくつもりです。それには、今からでも遅くはない、依存症から、抜け出すために「自助努力」、できることから始めることにします。

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