竹中平蔵氏の言葉 10月20日配信PRESIDET Onlineインタビューより
「たとえば、100歳まで生きるとすると、90歳ぐらいまでは、働くことになるでしょう。でも、70年間、一つの会社で働くなんてありえないですから、どこかで転職をすることになるそうしたときに、専門性が身に付いていない人は生き残れないわけですね。」
吐き出た言葉
人生100年時代、この先どうなるのやら、生きていくには、かねがいる、それには、働かなければならない、からだが資本、こわれれば、誰がたすけてくれようか、自助努力しかない。じたばたしても始まらない。覚悟を決めよう。「なるようなしかならない」それには、精一杯、人生を楽しんで、あの世にいきたい。誰をうらめばよいのか紙風船。飛んでいけ、いやなことは。支離滅裂の文章です。
日本国民の自己責任
竹中氏の発言は、彼の立場からすれば当たり前のことをいったまでです。小泉政権時から「構造改革」を推進、グローバリズムの旗印のもと規制緩和を実施し、そして令和の今があります。象徴的な変化は、貧富の差の拡大です。1割の金持ちどそれ以外の貧乏人バブル、崩壊前の「一億総中産階級」がポッかり、いつのまにか消滅してしまいました。終身雇用、定期昇給、年功序列、退職金、懐かしい言葉です。派遣社員の登場で、働く者の権利を奪いとられました。竹中氏は、人材派遣会社のトップです。現在の仕組みを作り上げたその人です。先の発言は彼にとっては当たり前のことです。それを許したのは国民そのものです。負け組なのです。小泉元首相が、郵政民営化をぶちあげ、「ぶっこわすぞ」と叫んで我先に賛成し、投票したのはわれわれです。それを棚にあげて批判するのもおかしなものです。その時の選択が間違っていたということになります。たしかそのときの官房長官は安倍晋三氏その人でした。
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