今日の言葉
徳の上なるものは徳であろうと努めない。だからこそ徳となる。徳の下なるものは、徳であろうと努める。だからこそ徳でなくなる。そして法令がととのえばととのうほど、犯罪者は増加する
老子
国は国民に縛りを次々と逃れられないように設けています。「まん延防止等重点的措置」ながったらし名前をつけたものです。
「ステイホーム」「ロックダウン」というフレーズがありましたが、「家にいなさい」「閉鎖です」すぐに理解できましたが、今回のネーミングは人を食ったようなもので、具体的な事項を読んで初めてわかりました。
それらは、普段から国の指示を国民はきちんと守っています。なのに過料を課すとは「なめたマネをするじゃねえか」と思わずつぶやいてしまいました。国民を罰するる法よりも、議員のみなさまが。守るべきルールを制定したほうがベターです。非常事態宣言下、国民に自粛を呼びかけたにもかかわらず、首相自ら8人で会食、議員銀座のクラブ通い等、範を示す議員がこの体たらくです。
まず、議員が範を示していただいきたいものです。それから、『まん延防止等防止措置法』を公布するのが筋かなぁと思います。
まん延・・措置法、気になるところがあります。「細かいところがきになるんですよー」
それは、「知事命令下違反者に過料」の部分です。都道府県知事に丸投げしたことになります。各自治体で起きた違反は自分たちで判断しなさい、ということになります。同じ違反をした人に対して、千葉と東京の制裁が違えば問題になります。自治体の対応が政府の意に沿わないときは、官房長官あたりからクレームが発っせられるような気がします。
国が責任をもって、交通違反の罰則のようにきちんと決めたほうがすっきりします。そして、国と地方の責任のなすりあいは起こりません。
「まん延防止等重点措置」はわかりにくい? 野党が批判 https://www.asahi.com/articles/ASP2B71RGP2BUTFK013.html
「機動的に活用し、感染の再拡大を何としても抑え込んでいく」
西村康稔経済再生相
知事命令下違反者に過料
「まん延防止等重点的措置」に指定されると営業時間短縮以外にも要請・命令できる
・従業員に対する検査受診の勧奨
・店やイベント会場などへの入場者の整理
・発熱後などの症状がある人の店やイベントへの入場禁止
・手指の消毒薬
・マスク着用など感染防止対策の周知と対策しない人の入場禁止
正当な理由なく命令に応じない場合は、20万円以下の過料が課される
過料とは
日本において金銭を徴収する制裁の一つ。金銭罰であるが、罰金や科料と異なり、刑罰ではない。
Wikipediaより
今日の一曲紹介します。
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