はじめのことば
遠き慮りなければ必ず近く憂いあり 論語
「将来のことをよく考えないで目先のことだけに追われていると、近いうちに必ず困ることがある」
小利大損
「わずかの利益のためにあくせくして、かえっておおきな損をしてしまうこと。またわずかな利益を得ようとして、より大きな利益を逃してしまうこと」新明解四字熟語辞典
ジャパン・アズ・ナンバーワン
日本の特徴をひと言で表現すると非常に学問好きだと。特に自然科学と数学強みを持っている。ただ一つ、非常に不可解なことにインテリジェンスについてはどうも感度が鈍い。
エズラ、ヴォーゲル「ジャパン・アズ・ナンバーワン」より
勢い欠く賃上げ、消費に影 6月実質15カ月連続マイナス:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA07ADN0X00C23A8000000/
経常黒字11%増の8兆円 1〜6月、資源高が一服:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA080FM0Y3A800C2000000/
6月の実質賃金1.6%減 物価高で15カ月連続マイナス:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA046A30U3A800C2000000/
専門店4割が人手不足:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73266120R00C23A8TB2000/
全国スーパー売上高、6月2%増 品数減少でも単価は上昇:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2537H0V20C23A7000000/
6月の外食売上高、11.8%増 「5類」移行や訪日客需要で:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC254VZ0V20C23A7000000/
主要20品「供給過多」8割 7~9月:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73016930U3A720C2EA2000/
世界競争力ランキング
現在、日本は世界競争ランキングで第35位です。高度成長期時代はランキング上位の常連でした。バブル崩壊してから階段から転げ落ちるように現在の位置になりました。下位の国が日本を追い抜いていき、しまいには最下位までいきそうな勢いです。
栄光のジャパンバブル期、欧米の人たちは、”エコノミックアニマル”と日本人を命名しました。日本でのコロナ前の中国人の爆買いと同様、当時、強い円を武器にブランド品を買い漁る姿が世界中で報道されました。そのふるまいを見ていて、欧米人は、おもしろいはずがありません。
「誰様のおかげでいい思いをしているんだ。ふざけるな!今に見ていろ!立ちあがれないようにしてやるからな!」
そのムカっとした気持ちをぶつけられたのが”バブル崩壊”でした。失われた30年、あと何年続くかわかりませんが、未だに立ちあがることができません。
きょうの結論
日本人は短期戦が得意です。自分が攻めているときは勝利に酔いしれ
”イケイケGOGO”突進します。しかし、いったん守勢に回るととたんに意気地なしになります。なぜなら、計画を最後まで煮詰めないで、”これで作戦ばっちりだ!”と酔いしれ最悪を想定していません。この性格は草津の湯でも治りません。”マイナンバーカード”の混乱がよい例です。あと、計画が失敗しても、だれも責任をとりません。
きょうはこれでお仕舞です。ご訪問くださいましてありがとうございました。
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