今日の言葉
経験は物語られることによって初めて経験へと天成を遂げる 野家啓一「物語の哲学」から
10月22日(金) 晴 B勤
今日は
「平安遷都の日」
桓武天皇は784年に大和平城京から山背国の長岡京へと遷都し、その10年後に長岡京を廃して再び遷都。延暦13(794)年10月22日に新都・平城京に入りました。以後400年続く
「パラシュートの日」
制定したのは、日本落下傘スポーツ連盟1797年のこの日、世界で初めて、パラシュートでの降下に成功したことに由来
新着記事 河井元法相 選挙買収の実刑確定
2019年7月の参院選広島選挙区で計100人に計約2871万円を配ったとして、公職選挙法違反(加重買収など)の罪で実刑判決を受けた元法相で元衆議院議員の河井克行被告(58)が21日、控訴を取り下げた。懲役3年追徴金130万円の判決が確定した。
河井被告は弁護士を通じて「できるだけ速やかに刑に服する決断をした。すべての責任は私一人にあり、私がすべてを引き受ける覚悟だ」とコメントした。
今年の6月の東京地裁判決は、克行被告に対し、「大規模な選挙買収で、同種の事件で際立って重い」として実刑を選択した。再び拘置所に収容された克行被告は、執行猶予がつかない量刑などを不服として控訴していた。
妻の案里氏(48)は、公選法違反(買収)の罪で懲役1年4ヵ月執行猶予5年の判決が確定。参院議員を失職している。
朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト 2021.10.21
買収された側の不起訴理由
検察の見解
選出の国会議員で、首相補佐官も努めた克行氏との立場の差で、やむを得ずうけとったり、金を返還しており受動的立場だった。
現金受領100人全員不起訴 河井夫妻、選挙買収事件 東京地検
https://www.asahi.com/articles/DA3S14964727.html
バランス・オブ・パワー
1億5千万円、自民党本部から河井案里氏の渡された選挙資金です。まず一つ、一人の候補者に巨額の支援金を渡すこと自体おかしいと思うのが普通の感覚です。党からの選挙支援金は3~4千万円と言われています。買収にいくらつぎ込んでも億にはなるわけがありません。自民党得意技、「中抜き」の術を使えばアリエールことです。浮いたお金はだれのフトコロへ入ったのかうやむやのままです。そんな時、広島県連の人たちが、岸田首相に再調査を依頼したことに敬意を表します。
物事は、表裏をみなければ判断を誤ります。河井夫妻、買収で実刑判決を受けたこと、当然のことです。しかし、ポンと巨額の資金を融通
できる権力がある人は、首相、幹事長あたりになります。河井夫妻も諭吉様を1億5千万円目の前で積まれたら平常心が失われます。下衆の勘繰りになりますが、選挙資金は半分で間に合うだろう。残りはおれに寄こせという場面もありえます。選挙資金として全額使い切ったとはとうてい思えません。
仕掛けた人は罪を受けず、仕掛けを請け負った人が罰を受ける何か割り切れないものがあります。これを「トカゲの尻っぽきり」と言います。
近ごろ、時代劇が放映されなくなりました。「勧善懲悪」、最後に正義は勝つという空気がなくなりました。
テレビが活力があった時代に「必殺シリーズ」がありました。オープニングに必ずナレーションが入ります。数ある中で、”助け人走る”の言葉紹介します。
どこかで誰かが泣いている 誰が助けてくれようか
この世は人情紙風船 耳をすませたやつは誰
泣き声目指して走る影 この世は闇の助け人
自民党一党独裁で強くなりすぎました。やり放題&し放題、隠蔽、改ざんはお手のもの、説明しないで、責任逃れ、ほとぼり冷めるまで知らん顔。そのうち、国民は忘れるだろう、そんな感じの自民党です。
安倍元首相の得意のフレーズ「悪夢の民主党政権」がありました。ブーメランとして自民党に突き刺さるかもしれません。一強になると増上慢になります。
パワー・オブ・バランス
自民党の力を削ぐことにより、与野党のバランスがとれます。左右にぶれるけれど、必ず真ん中に戻ってくる”弥次郎兵衛”の平衡感覚の政治が理想のような気がします。
河井氏陣営に1.5億円 県連が再調査要請(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/5ee54bc77e40a774a67396167db8b90112cb28d1
今日の曲は
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