ちょっとの罪でも罪は罪

今日の言葉

つまずいたっていいじゃないか

人間だもの　　相田みつを

『THE21』(1995.11)より

何か行動を起こすとき、動機が必ずあります。問題になるのは、不純、自分の欲得だけで判断し、社会規範とずれが生じる時です。議員、官僚の不祥事の事件ファイルが次々と増えていきます。特に、安倍首相の周りの人たちに集中しています。「類は友を呼ぶ」似た者同士ということですね。庶民とはかけ離れた感覚の持ち主たちです。

直近では、河井案里参院議員の秘書３人の逮捕された、ニュースが流れました。

公職選挙法違反、該当するのは、「運動員買収」です。案里氏にしてみれば、良く仕事してくれるので、規定金額より、気持ち上乗せして労をねぎらう、そんな気持ちで増額したのかもしれません。情に流されず、決まりは決まり、強い意志が必要になります。でも、人間は弱いもの、自分が案里氏の立場になれば、同じ行動をとる可能性があります。マスメディアは、「鬼の首をとったように」、対象者の悪い所だけに焦点を当てています。やむにやまれず、せざるを得ないこともあります。物事は表裏一体

表ばかりでなく、裏も配慮して報道することも大切なことのようにも思われます。

１億５千万円、党からの選挙資金支援の金額から見れば、アルバイト代の増額は微々たるものです。こんなに大げさに騒がれるのは心外、そんな気持ちだと思います。でも、罪は罪、選挙の出る時は公選法を勉強することが大切です。

免許証、パスポート等の照明写真は、「指名手配」の犯人のような顔写真になります。記事掲載された案里氏の顔もそんな風にみえます。公選法違反を指摘される前は克行氏とおしどり夫婦で華やかでしたが、少し、情をかけたためにいまの境遇になってしまいました。一寸先は闇です。記事紹介します。

案里氏の疑惑、次々と　日当2倍・党から1億5千万円…：朝日新聞デジタル

　昨年7月の参院選で初当選を果たした河井案里氏（自民、広島選挙区）の陣営をめぐり、初めて疑惑が浮上したのは投開票日から約3カ月後の昨年10月末。週刊文春（電子版）が、案里氏の陣営が選挙カーに乗る車上運…

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