昨日の書道教室に、自宅へ置き放しの書道紙を持ち込みました。小さめのダンボール二つ分で、先生に託して生徒さんに使ってもらうつもりであります。
その書道紙というのが10年近く前に、ヤフオクにハマった時期に無駄にランダムに集めたものです。並行して書道筆、水差し、文鎮、硯と片端からオークションで競り落としました。半紙などはいくらあっても邪魔にならず、自分が書道家になることを目指し、沢山消費することを見越してどんどん集めたのであります。
実際のところ、書道を本格的に始めた頃(10年前)は、週一回の教室以外にも、ほとんど毎日自宅で練習したので、書道紙をリーズナブルな値段で入手出来たと言えるのです。
その後やや熱意が冷めて、自宅での練習はほとんど無くなりました。また、篆刻家を目指して毎日石を彫るようになった2年ほど前には、今度は篆刻用の石印材を山のようにヤフオクで落札してしまいました。多分数千個はあるでしょうね。
結果として、半紙が日に焼ける(変色する)心配が出るし、石材は、もしワタシに万一のことがあれば引き取り手が見つからないでしょう。そこで、ヤフオクで逆に出品して在庫を減らすことを検討しております。
今までは、ほとんど買い入れ専門でしたから、落札さえすれば後は受け取るだけ。
ところがオークションに出す場合は、商品説明を考え、写真撮影から価格設定までをしなければなりません。
落札されれば、丁寧に包装して間違い無いよう郵送する事になります。なかなか手間がかかるんですね。ヤフオクではなくメルカリにしたほうが簡便というアドバイスもありましたが、一度も利用したことがありません。
今はもう69歳になりました。この先書道と篆刻に全精力を傾けられるか自信がありません。後先を考えず材料や道具を過剰に集めた、その後始末をどうつけるか、そんなこんなで今は大量の印材の処分に悩んでおります。これらはほんの一部であります。もはや笑うしかありませんね。↓



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