植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ソフトバンクからショートメール(偽)

2024年11月24日 | 時事
 このところ布団に毛布という冬モードで寝るようになりました。この秋は、妙に暖かいという異常気象も、さすがにそろそろ冬になって寒くなる前触れでしょうか。今朝も、セーターにジャンパーとすっかり冬支度で5500歩ほどジョギングとウォーキングをすませて参りました。
さて先日、詐欺メールやら迷惑メールの新しい手口かどうか知りませんが、ワタシのスマホにショートメールが届きました。これまでの詐欺メールは、ワタシのメールアドレスをだれかが知って、パソコンのメールソフトに入ってきました。今回のその差出人が「ソフトバンク」(以下SBと表示)で、「利用料金の件で確認したことがあるので下記の電話に連絡してくれ」と書いてあります。その相手の電話番号は、03から始まる固定電話でした。これまで自分の電話番号登録先以外の電話がかかってきても、電話に出ないとしているので、ショートメールからというのは意外でした。勿論、すぐさまその電話番号をネット検索しても該当がありません。もしSBの正規のHPなどに合致すれば電話したかもしれませんね。

「怪しい」そうとしか言えません。そもそもSBに払うべき料金など覚えがありません。スマホ自体は「アップル」だし電話の通信はDoCoMoを使っています。SBから料金を確認してなどと言われる筋合いはありません。

 当然ながら無視して連絡はいたしませんでした。相手方はショートメールを出すという事は、ワタシの携帯電話番号も知っているということになるのですから、本当に用件があるなら電話してくれば済む(こちらは着信拒否しますが)話ですね。
 その相手方は、恐らく根拠のない携帯電話番号を片端からショートメールにして送っていると思われます。たまに実在する電話番号と合えば、ショートメールが届くわけです。そして、その中でも偶然実際にSBと取引があったり心当たりがある人間だけが連絡する、そして相手方もSBの社員のフリをしてそのつもりでそれらしいことを聞くのでしょう。 
 それでは、SBと全く取引の無い人から、たまたまショートメールが届いてこれはなんだろう、と連絡したらどうするんですかね。正直見当もつきませんが、上手に聞き出せば名前と生年月日くらいは話をしてしまうかもしれません。そこが狙いどころか。
そうしてフルネームを聞き取れれば電話番号に紐付け出来るので、それだけでも「生きた電話番号とその利用者」と言う販売できる情報を成果と言えるかもしれません。

以前このブログでも書きましたが、相手先がわからない電話には出ない、知らない所からのメールは「見ず削除」、ショートメールもまた然りで、災いを呼び込まないようにしたいものです。
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知らないメールは見ず削除 その2

2024年11月20日 | 時事
今朝も詐欺メール関係のメールが2通届いております。二月前にも迷惑メールの記事を書きましたが、リメイクして再度載せています、悪しからず。

最近毎日のように届くのが「JAネットバンク 」で、口座はおろか一度も取引をしたことはありません。そこから、「下記内容の提出に協力」しないと利用制限をかけると脅してきます。
もう1通はJCBから【偽サイトから電話認証に誘導する詐欺にご注意】 で「悪質化したフィッシング詐欺 」の見分け方や対処の仕方を説明しているので、恐らくこれはまともなJCBからのメールに間違いなかろうと思います。勿論、だからといってJCBのリンク先へ行くことはしませんね。

その前は「労働金庫」からJAネットバンクとほぼ一緒のメールが届き、指定したリンク先で手続きしないと口座取引を制限します、という文面でした。労金にも取引はありません。

 取引が無いから、被害は無かろうと言って安易に指定されたリンク先に飛んでいくのは愚の骨頂です。その瞬間からこちらの情報がどんどん抜き取られます。まず「こいつはカモになりそうな人種」に識別されます。口座の有無にかかわらず安直にリンクに飛び込んでくるというのは詐欺対象の絶好の見込み先になるからです。

それだけで、①メール先が動いていて、反応がある ②取引が無くても個人情報とメールが結びつく ③金銭的な詐欺までいかなくても別の方法で詐欺対象になる ④同業者同士で、ネット上でアドレスや電話番号などの個人情報を得るとそれ自体が取引対象になる。といった危険な状況に置かれることになりますね。

 ではなぜ私の所に次々にメールが届いているか。これはあくまで想像ですが、過去にネット上でやりとりした商品購入でメールアドレスを公開したことが過去何回もあるからです。今のように詐欺メールが飛び交う時代ではありません。数十年前から同じアドレスを使っております。それがどこかで漏れたかもしれません。となると、これからも「生きたアドレス(しかも名前も判明)」として詐欺グループの詐欺対象リストに入っている可能性が高いのです。

これまでもりそな銀行などの都銀、農協、プロミス・アイフル・レイクなどのサラ金系と全く取引の無い会社からメールが届きますが、全部無視しています。先日はETCマイレージサービスという正体不明のメールもありましたね。 

 メールが送られようになったのは、仕方ありません。一旦外に出てしまったらメアド自体を変えるしか手はありません。まぁ鬱陶しいですがとりあえず実害はないでしょう。問題はそれに返信する・指定先のリンクをクリックしてそちらに飛ばされることであります。
ここから想像です。行った先では氏名年齢誕生日・住所などが聞かれるでしょう。そして一番危険なのが金融機関などの取引を開示し、最悪は「パスワード」の開示でありましょう。相手はその道のプロです。うまいことやって個人情報を引き出すに相違ありません。それどころか資金さえ騙し取ることになりますね。
今日の標語
「気を付けよう 知らないメールは見ず削除」

最後に私なりの詐欺メール判別法
①自分の姓名が入ってこない(宛先に「自分」と表記される)。これは不特定多数を対象にしたメッセージの場合はやむを得ないが、個々の取引での照会では、まずあり得ない。
②必ずリンク先が挿入されるが、そのアドレスに企業名が表記されない。
③相手の担当セクションや名前が無い
④リンク先に飛ばないと(何らかの手続きをしないと)取引制限をちらつかせる。

などであります。世間ではこうしたメールの一部を「迷惑メール」などと呼んでいますが、とんでもない!!、れっきとした犯罪で「詐欺メール・窃盗メール」と呼ぶべきだと思いますね。
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知らない人からの電話とメールは無視して下さい

2024年11月16日 | 時事
ワタシは自分の携帯へ掛かってくる電話のうち、携帯に登録されていない電話番号が表示される場合(名前がわからない人)、電話に出ない事にしています。普段やり取りしている仲間や知人ならば、お互いに電話番号を教え合い、携帯に登録するわけですから知らない人が、ワタシの電話番号を知って電話してくるはずがないのです。

ちょっと前にその相手の電話番号10件を控え、ネット検索でしらべたところ「NTT」をかたって光回線への加入を勧める、「docomoコンサルティング」と名乗って料金プランの見直し、などを始め電力会社の切り替えやネット回線切り替え・プロバイダー加入など、どれも怪しげで胡散臭い勧誘電話でした。ネットでは詐欺電話と断言する人もいたのです。

こうした電話は、過去に一度でも電話に出て話を聞いたことがある番号は詐欺・個人情報収集の関係者間で情報共有(個人情報の売買など)されるようです。実際の所、数年前ワタシもそうと知らずに電話に出たことがあるのです。もし一度でもそうした電話に出て、勧められるままに契約したり、詐欺に引っかかって金品を騙したられた人の情報などは、最上級の詐欺対象相手先として裏社会の人たちは挙って群がるでしょうね。

こうした詐欺的営業電話よりもさらに悪質なのが詐欺メールであります。通常の電子メールに紛れてほぼ毎日1通の不審メールが届きます。その大部分は実在する企業・金融機関の名前をかたって信じ込ませようとします。そうしたメールには必ず色が変わった文字やネットのアドレスになるアルファベットが仕込まれていてその場所をクリックするよう促し誘導します。残念ながらここから先は想像の域を越えません。臆病なワタシはそうしたリンク先まで行くのを恐れてクリックしないからです。ただ、明らかに妙に感じるのは表示が「https://○○○○○.com」みたいなリンク先で、そこにちゃんとした企業名が英語で書かれていないことです。これが最終判断材料です。

こうしたメールは①メールの相手先に届くか?から始まり②相手(つまり一般利用者)が警戒心が薄いか強いか ③クリックした相手からはそのメールアドレスの持ち主が詐欺対象としてもってこい。 ④金品を詐取出来ないまでも、名前や電話番号そして「パスワード」を入力させるだけでも有力な個人情報となり得るのです。

ワタシの所には専ら金融機関が多数メールを寄こします。おそらくどこかでワタシのメアドが漏出したのでしょう。大手都銀から始まって、三井住友カード 楽天カード、JAネットバンク 、ETC利用照会サービス 、労働金庫 、全国信用金庫協会 と手を変え品を変えメールを送ってきます。ワタシは勿論自営する会社も、農協にも労金にも・信用金庫にも過去からずっと遡っても口座開設や取引はありません。
取引の無い団体ながらそれらしい名前で、半ば脅し文句で「口座を凍結する」とか「登録を解除する」とか言ってきます。解約・凍結されたくなかったら下記のリンク先から入って手続きして、と促します。本当に大事で、相手の信用にかかわるようなことがメール一本で済むはずも無いのです。

その過程で個人情報を盗み取られ、知らない間にその個人情報が悪用されるというパターンであります。今の世の中、人の心や行いを正しくまともだと思って信用するという人がまだ大勢いると見えて、新聞やテレビで巨額のお金をだまし取られたという事件が後を絶ちません。

世の中身近ないたるところに落とし穴がある。
知らない所からの電話には出ない(未登録先)
知ってる人(関係ある取引先含め)以外のメールは見ないで削除する

これを徹底して欲しいと思うのであります。

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トランプさんが大統領になって日本はどうなる

2024年11月08日 | 時事
  アメリカの大統領がトランプさんに決まったのだそうです。彼は口が悪くケンカっ早いので、いささか品格が落ちるという印象ですが、アメリカ自体がそう言う国だと思えばピッタリかもしれません。彼は、もともと民間出身不動産王で巨額の資産をバックに45代大統領の座を得た人です。
 一方落ちた女性候補民主党のハリスさんは、事前の予想と違ってかなりの大差で負けました。そもそも前政権の副大統領というポジションからして、やや格下の感がありました。レディファーストの国というのは、政治の世界では通用しないようです。この国で女性大統領というのは過去一人もいません。

 いずれの候補が大統領になってもこの日本に大きな変化は生じないだろうと思ったら、とりあえず円安ドル高で株価が高騰していますね。それもハリスさんが勝ったら暴落したとも思えません。株価はいつだって上がる理屈やきっかけ探しをしているものですから。
 
 アメリカは人口3億3000万人を超えていて日本の3倍近くです。そんな国からトランプさんの再選という結果が、どうにも不思議です。もっと素晴らしい若い人材、例えば暗殺されたケネディさんみたいな人が出てこないのでしょうか。
 もしかしたら、アメリカは銃社会で大統領になったら撃たれると、身にしみているのかもしれません。今回も選挙戦の最中、トランプさんの耳をかすめていった銃弾がありました。大統領になると撃たれる危険が大きいと賢明な人は避けるものなんでしょうかね。まさかトランプさんが命がけで自分が襲撃される事で選挙戦を有利に戦おうと仕掛けた訳ではありませんでしょう。

 さて一方我が国はどうかと言えば、自民党の前幹事長、石破茂総理が地味に政務をこなしているようです。もとは銀行マンで実務には精通しているのでしょうが、前総理から引き継いだ途端、衆議院を解散し、いきなり与野党逆転となりましたね。何故解散を急いだのかは謎ですが、結果として読み違え政局を混迷に導きました。早くも自民党内では石破さんに責任を取らせて辞任させようという動きがあります。もしそうだとして、次は誰か?まさか岸田さんというわけにもいかず、小泉進次郎さんはさすがに経験不足でねじれた国会を切り盛りするには若すぎますね。ましてや女性宰相などという選択も出てこないでしょう。

 アメリカも日本も人材不足なのですか?。長期的な不況風が止まず、ついにはアメリカの外国企業への増税方針をきっかけに、収益が大幅に減った日産など国際的企業が大規模なリストラを始めるようです。企業の業績不振、少子高齢化と人口減少、など日本の景気が上向く気配がありません。今だからこそ与野党が力と知恵を合わせ新たな政策を積み上げて、将来に期待感を持たせる政治をしてほしい、と思うのはワタシだけでしょうか?
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与党の惨敗ですか 国民も馬鹿じゃない

2024年10月28日 | 時事
 昨夕からぽつぽつ断続的に振り出した雨が、夜中にも降っていたと見えます。今朝は、寝坊して珍しく5時過ぎまで寝ておりました。ウォーキングに出ようと思ったら本降りの雨。それでも少しは歩こうと傘を差して出かけたら、わずか100mほど歩いたところでほとんど小雨になり、しばらくは霧雨のような弱い雨で傘を閉じました。雨が強くなったら、途中でウォーキングは中止しようと思っていました。
そして、ウォーキングの目的地である、ワタシの仕事場(所要時間40~50分)が残り200m足らずになったら、なんと再度降り始めたのです。50分弱のうちほんの数分だけ傘が必要な雨降り、これは雲の上のどなたかが「雨の中歩くとは感心、少し降らさないでおくかな」と思ったのかもしれません。おかげで、いつものルートをほぼ傘なしで歩くことが出来ました。

さて、衆議院選挙が終わり即日開票で、自民公明の両党合わせても215議席(公示前288議席)、与党が233の過半数に達することができませんでした。十数年ぶりだそうです。その主な原因が、各派閥で政治資金パーティーの収入などを集めながらちゃんと申告せず、裏金として一部の自民党議員に配っていたという問題です。

 国民には所得申告を強制し、企業の収入などにも幾重にもチェックして税金をせしめていたくせに、自分たちは寄付金やパーティ収入などを好き勝手に使って適正な申告処理を怠ったのですね。これは自民党全体に関わる問題で、実態を国民に知られると大変なことになると思った岸田さんがとっとと政権を投げ出し、あとを継いだ石破さんは、解散総選挙で目先を変えようと思ったのでしょうか。

いずれにせよ、自民党が国民を馬鹿にした結果でありましょう。当面政局は流動的で、国会でも議決行為がすんなりいかなくなるのは明白です。裏金議員のうち今回当選した方々は復党するのでしょうか。われらが平塚の顔であり、自民党でも重鎮となってきたタロサン(河野太郎議員)もさすがに今回は大幅に得票数を減らしたものの、10期連続当選を果たしました。こんな逆風が吹いた中で、自民党の中での存在感を強めたかもしれませんね。

国民は馬鹿ではありません。自民党が長年ふざけた金の扱いをしていたことに怒りました。今回で票を伸ばした野党、そして初当選となった野党議員も多いでしょう。これでキャリアを積み、政治経験を増やしていずれ野党が政権を握ることになったら、存分に力を発揮して日本の未来のために尽くしてほしいと願うばかりであります。
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