植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

祭りが終わって日が暮れて

2023年07月17日 | 雑感
今日でお片付けが済めば、今年のお祭りが終わりになります。平塚の南地区では例大祭「須賀のまつり」 と呼ばれて、フィナーレは海岸まで繰り出して海に入る「浜降り」であります。

全国でもこの時期はあちこちで例大祭などが行われます。京都の祇園祭や博多のどんたく、ふるさと大分のお祭り「若宮さま」(など知り合いの方からいくつか写真が遅れれてきました。

開催まで何度も近所の祠のある集会所に集まって、お酒を飲むのが目的のように飲みながら準備をし、先週から本格的にお祭りの支度を始めました。
金曜日に紙垂張りと紅白の縄をない、神酒所にテントを張って寄付金の紙を張り出すボードを設けました。そして土曜日から本番でした。神社から子供神輿を持ってきて、町内の子供たちに担がせますがf、なにせ少子化で子供が減る一方なのです。結局はお祭りの町内の主催である評議員達が加勢しないと持ち上がりません。

土曜日は時折小雨がぱらつき、過ごしやすかったのです。お祭りの参加者は大きくは二通りで、子供の頃から神輿が大好き、担ぎたくてうずうずしているグループと、まちぐるみのお祭りなので「これも付き合い」と手伝いに入る人たちであります。ワタシはもはや地元の「体の自由が利く」年寄りとして、知らん顔は出来ない一通りは参加しようか、という立場です。なので、裏方仕事やら動画を取ったりで、本神輿にも子供神輿にも沿って行くことはありません。まして担ぐ(肩を入れるといいますね)などご勘弁なのです。重くて角がある
担ぎ棒は痛くて無理であります。最近は一部軽量化の動きや、担ぎ棒を丸木に変えているとも聞きます。

で、昨日は、一転して朝からピーカン、晴天で猛烈な「災害級」の暑さでありました。神酒所で日陰に居ても暑い、子供神輿の立ち寄り先にホースで水播きしても暑い、お神輿の写真を撮りにチャリで移動しても暑い・・・・
勿論子供たちや連れ添う評議員・保護者達には十分水分補給と休息を入れるように伝えていますが、こちらも滝の汗💦なので水分をとらなければなりません。クーラーボックスには「ビール・サイダー・ジュース・天然水」がありますが、甘いものは控えているし、ただ水を飲むだけではつまりません。缶ビールは最初の一口は美味しいけれど、すぐにぬるまってしまうので、もったいないから全部飲めば、アルコールでさらに体が熱くなり喉も乾きます。

しかし、今回は特別にご近所の酒屋さんが本格的な「生ビールサーバー」をサービスしてくれたのです。神酒所に居るので、これを喉が渇くたんびに紙コップで「つまみ飲み」しておりました。冷え冷えで美味しいこと!!


お昼は当家の庭先が、毎年休憩所になります。昔先代が建設関係の会社をやっていたせいで倉庫があって、軒先が日陰になるのでもってこいなのです。ここに三回も散水しました。うちはもともと田舎の家で古民家に近い築60年過ぎ、庭の水は「井戸水」ですから、なかなか冷たいのです。

ここで頂いた「缶酎ハイ」じゃなくて「サントリープレミアムハイボール〈白州〉」が効きました。350ml缶 で600円もするのだそうです。
ご近所さんが苦労して入手したらしいです。転売ヤーがいるくらい人気で品薄なのだとか。普段微アルコールのビールで満足しているワタシが、炎天下にこれを全部飲んだら目が回るくらい熱くなりました(笑)
軽くお昼を食べたら、もう動けなくなって1時間くらい冷房を利かした部屋で仮眠いたしました。恐らく「軽い日射病」になっていたのでしょう。朝5時からほとんど外にいて動き回って、しかも水分補給にビールとハイボールですからまともに水分補給できていませんね。

夕方4時から浜に出て「浜降り」でしたが、すでにワタシはシャワーして自宅で休養するしかありませんでした。風が強く波が高くて危なかったそうです。日が暮れてもちっとも暑さが収まりませんでしたね。

さて、これでこれから半日片づけ仕事が待っています。早く終わってくれないと身が持ちません。これがすまないと、自分の生活が戻って来ません。
畑の雑草も伸び放題、メダカプールも水替えも待っているし、篆刻も三日間休んでしまいました。

吉田拓郎さんの歌を思い出しました。
「祭りの後の淋しさは、いやでもやってくるのなら・・・
・・・人を恨むも恥ずかしく 人を褒めるも恥ずかしく」
祭りの後は、寂しくはありません、ほっとしてむしろうれしいくらいであります。


コメント
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