植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

税務署とは縁がないに越したことは無い

2024年05月18日 | 篆刻
昨日は3件、ヤフオクに出品している(中古)石印材が落札されました。
一方その前に落札された品物を昨日郵便局から3件発送いたしました。

始めてひと月のヤフオク出品ですが、なかなかさまになってきて、今のところトラブルもありません。おっかなびっくりで手持ちの篆刻用の石の中から目を引きそうなものを選び、最低千円から4千円位でスタート、というパターンにしております。やっぱりいい大人が売り買いに手を出すからには、千円以上の商いでないと格好がつきませんわね。

そうして、落札から相手の方が受け取りました、評価もしました、という段階になると「売上金」がいくら、と表示されます。ワタシの場合、現在二十数件成約し、9万円位になっているそうですが、自分の手元にどうやって貰うのかも知りません。

月9万円といえば、アルバイトやパートタイマーの収入に匹敵するのかもしれません。黙って座ってPCを操作すればそれだけ儲かる?というならいいのですが、石の出品と言うのは、元はと言えばヤフオクで5年間かけて落札して集めた石印材であります。自分が終活に入るのを機に、持て余した石印材も処分しようということになったのです。

その取得費用は勿論何も記録しておりませんが、毎月数万円のお金を払ってヤフオクで集めてきました。その原則は一件1万円以下でしたが日に数件落札することもあり、年間では100万円近くを支払った年もあるのではなかろうか、と思います。

ヤフオクで売り上げたお金は、元が掛かっていてヘタをすると取得金額以下で出品落札となっている可能性が高いのです。つまり、ワタシのヤフオク売上金は「儲け」ではなく、手持ち商品・在庫処分で損切りした赤字放出なんです。

なぜこんな回りくどい事を書くか。ワタシがどんなに必死にヤフオクに出品して売上したとしても、所詮手持ちの石印材を売っている(換金している)だけで、利益は出ていないということを強調したいからであります。仮に100万円の落札があったとしてももとは150万円で入手(仕入れ)したものであれば、商売としては成り立たず、損を出すだけの事です。

そこで心配しているのが(ほとんど取らぬ狸の皮算用)、100万円以上の売り上げがあったとして、税務署になんて言うか?であります。個人所得(税)を減らしてくれと言えるのか。通常会社でも個人でもまとまった収入があれば「課税対象」となります。単純に(馬鹿正直に)いくらいくらのヤフオク収入がありましたといって申告しますか?

ワタシは嫌です。冗談じゃない、どう考えても脱税にはなりません。ただ残念なのは当初の取得金額が不明・特定できないのでもし税務署と議論しても勝ち目がないかもしれませんね。こういう場合は黙っているしかないでしょう。

因みに、わずかながら、ワタシが彫った篆刻印の収入もあります。今の予定では年収4万円位か(笑)。これも送料とか石代・箱代などの実費が掛かっているので、ワタシの手間賃としての収入は2万円位にしかならないでしょう。これもわざわざ税務署に届ける事はなさそうですね。
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