博多で老舗の水炊き料理屋さんへ。
お姉様（70代のご婦人）が1人がずっとついて、プロの技でおいしく作ってくれます。
4人できたのに、なぜか5人で食べているみたいな気になっちゃって、思わず笑いが。
お料理の説明もしてくださり、こういうスタイルもいいですね！
古いけれど手入れの行き届いた本当に素敵なお店。
こちら、博多で唯一と言われる澄んだスープが特徴。（普通は白濁しています）
お通しのおいしいこと！これでごはんがつけば立派な定食じゃない？と私が驚いて言ったら、お姉さんが笑って「まだまだですよー、本番はこれからです」と。
スープは、最初のぶつ切りだけのスープ、つみれを入れたあとのスープ、雑炊直前のスープと3回でます。
1回がおちょこ2杯分くらいの少ない量なので、ちょうどいいです。
白菜じゃなくてキャベツ。白菜だと水分が出すぎるとのことでキャベツとのことですが、この歯ごたえがさすがプロの技で絶妙。
芯まで柔らかいのに、シャキシャキ感が残っています。
キャベツの下には鶏肉がたくさん入っています。（撮影の腕が悪くてすみません）
鶏肉もなんとも言えずやさしいお味。脂のノリがさっぱり、でもしっとり。鹿児島の地鶏だそうです。
から揚げ先生の義弟が食べたいと言うので別注で。
スパイシーでしっとりで、これはから揚げと言うより、高級なお味の鶏のスパイス揚げ！（お値段は比較的リーズナブルです）
アツアツでしたがあっと言う間にいただきました。
途中から写真を撮ることも忘れてしまい。
お雑炊までいただいて、ちょっと駆け足で1時間半でした。
実は、前々日に予約電話したもので、博多でも1、2の人気店、当然ながら席がなかったのですが、ご主人が「せっかくいらっしゃるのだから17時半から1時間半ならなんとか席を作ってあげるけんね」と。
そして当日も「場所はわかる？」と電話をくださって。
帰るときに「大将に御礼を言いたいのだけど」とお姉さんに言ったら「恥ずかしがり屋だから出てこないけど、必ず伝えますね」と。
帰りのお見送りは、手の空いている従業員さん全員で玄関先で手を振ってくださいました。
絶対にまた再訪したい、大将はじめお店の方の味とサービスを感じる素晴らしいお店でした。
