顔見て話すって、よく考えたらすごいよね

自宅にいてオンラインで繋がる……仕事も遊びも。
そんな感じになってきた。上半身だけだし、服選びもラクだ。
もし服が変だと言われたら着替えにフレームアウトすればいい。
レノアしていい匂いさせてても伝わらないのは物足りないけど。

仕事で毎日だと着る服がなくなる悩みもチラホラ。
月水金はカジュアル、火木土はフォーマルとか、
ある程度決めといてローテーションってわけにはいかないのかな。
そのうち顔だけ出す、観光地のパネルみたいなの売られるんじゃない？

BAGOOOON

焼きそばに野菜を入れる入れないで論争が起きた。二人とも私の友達。
焼きそばといっても、インスタントの焼きそば。カップじゃなく袋入りの。
と言っても近所には、日清かサンヨー食品（サッポロ一番）くらいしか売ってないけど。
脱線して、この二つどっちが……となりかけたのは私が軌道修正した。宜しく候。

友達Aは、インスタントは手軽に食べられるのがいいのに、野菜刻んでたら意味がない。
友達Bは、インスタントといえど食事なのだから、栄養のバランスをとるべき。
双方譲らず主張がぶつかる。
Bは、野菜刻むくらい大した手間じゃない、何ならカット野菜買っといて使えば簡単だと言う。
Aは、洗って刻んで残りをラップで包むのは面倒臭いし、野菜の水分でベチャッとなるし味も薄くなると返す。
Bは、味関係ないでしょと返す。味求めるならインスタントで済ませるなとも。
Aは、野菜入れるなんて余計な手間かけなきゃ美味しいのに、わざわざまずくする必要ないと返す。

文字に起こすとキツく見えるけど、世間話の延長だからギスギスはしてない。でも本気。
このあと、野菜がひと種類なら手間も……とか、三食全部じゃないから栄養云々は……とか、
色々言葉が飛び交い、すっかり私は焼きそばモードに突入。どっちでもいいから猛烈に食べたい。
でもカップ焼きそばしかない。ここは接続を切って買いに行くしかない。

どう思う？と振られたので、ありきたりなことを答えた。
Aに、基本野菜なしでいいけど、たまには野菜入れて、その分水を減らして上手に作りなよと。
Bに、基本野菜入れていいけど、たまには何も足さず、ジャンクなのもいいよ、美味しいからと。
二人は苦笑い。あまりに無難で難があった模様。

突然Bが言い出した。肉は？……第二ラウンド。カーン。
ここで接続を切った。すぐ買って来て、当然何も入れず食べた。二袋。
LINEが来た。肉は入れないで一致したらしい……よくわからん。

ビフォーアフタービフォー

500mlのペットボトルに水を入れ、蓋のところをテープで巻いたもの。
これが筋トレにいいよと友達から聞いた。だから作ってみた。
軽過ぎるかなと思ったら、健康維持とかにはこのくらいでちょうどいいらしい。
物足りなくなったら倍の容量のペットボトルにすればいいとも。

作っただけで筋トレやった気になる自分に喝を入れ、やってみた。
何回か上げ下げするだけでもちょっとくる。
始めは軽く20回くらいからやったら？という助言を鼻で笑ってた自分に少し後悔。
15回越えた辺りからちょっとピキピキ……きてますきてます。

インストラクターやってる友達に電話したら、
「運動不足にもほどがある」……笑って言ってくれたけど、きっと目は笑ってない。
キツかったら水減らすのもありだと言ってくれた。でも目は笑ってない。
少しずつでもいいから毎日続けるといいよとも……私の目が笑ってなかった。

電話を切ってペットボトルを眺めた。
なんで午後の紅茶と伊右衛門で作ったんだろう。形が違うから何か持ちにくい。
まあでもその方が握力鍛えられていいのかもと前を向く。
そして寝転んでポテチをつまみ……明日やろうというバカ野郎になる。

言葉という生き物

「抜け感のある」という言葉を使いたくて、
でも使い方が分からず、結局使ったことがない。
調べたら、
「おしゃれをキメ過ぎず程よく着崩して、コーデに軽さを出すこと」
とのこと。

何となくわかる。ああいう着こなしのことかなと幾つか思い浮かぶ。
回りにそういうファッションの人もいる。
でも、その人に「抜け感あるね～」とは言えない。口に馴染んでないので。
手にも馴染んでないけど（こうやって打っててプチ違和感）。

慣れればいつか言えるはず。でもその時微妙に古い言葉になってるはず。
結局私には言えないはず。でもその頃忘れててやっぱり言っちゃうはず。
そんなこと考えながら着替えてたら、Ｔシャツ裏返しで着てた。

間抜け感のあるコーデ……ギャフン。

３分間待つのだぞ

今日の晩御飯はカレー。昼作って夜食べた（時間が経つと味が馴染む教）。
ただのチキンカレー。

具はトリニクって何の肉？と玉ねぎだけ。
両方テキトーに切って、油かバターで炒め、野菜ジュースもテキトーに入れ、
あ、塩コショウ忘れたってなったら頭を叩いてテヘッとごまかし、そのまま煮込む。
ローリエやブーケガルニとかあったらいいなってこんな時だけ思いつつ、カレールウを箱から出す。
ルウは安売りのでも値引き品のでも何でもいい。今日はゴールデンカレー中辛。
テキトーな時間煮込んだら、箱の裏の説明書の言いなりになる。
手がカレー臭くなるのに半笑いしながらルウを割り入れ、テキトーにかき混ぜる。
蓋をする前に愛情！って言ったら私的に負け。今日も勝った。

始めのうちはニンジンやジャガイモも入れてたけど、
何だかんだあって、なくても美味しいことに気づいた頃すっかり面倒臭くなってた。
シンプルイズベストという名の手抜きへの罪悪感も衰え、この方法に落ち着いた。

味は安定の定番。美味しかった。
明日、トーストにのせ、お手軽カレーパンとしていただく未定の予定。
でも結局スパゲティにかけたり、ご飯と一緒に炒めたり、往生際が悪くなる恋の予感。