ASIAの独り言

   

WBC

2009年03月19日 11時26分00秒 | スポーツ



勝負は時の運。
次、頑張って勝ってほしい。
……それだけ。

もちろん、
勝ってほしいから、負けたら腹立つ。
腹立つから、監督や選手を批難する。
……気持ちはわかるけど、ほどほどにね。

むしろ、そういう気持ちはクール・ダウンさせ、
冷静に、敗因を分析するほうが大事な気がする。

誰かを吊るし上げたところで、
急に日本が強くなるわけじゃない。

それでも気持ちが収まらないのなら、

不透明な人事で監督を決める協会をこそ、
強く批難するべきだろう。

動かされてる人より、
動かしてる人の責任は重い。
そこを責めなきゃ、何も変わらないよ。










次! 次!

2009年03月10日 06時27分00秒 | スポーツ



人じゃなく、自分を責める。
敗戦を受け止めきれず、
感情を持て余していても、なお、
潔い発言……

つくづく、すごい選手だ、と思う。

やっぱり、
イチローがいる日本代表は面白い。
「侍ジャパン」と呼ぶのは抵抗があるけど……
(理屈じゃなく、感覚だけの問題)

何か、村田兆治のように
引退後も力を維持しそうだ。







日本代表、頑張れ!

2009年03月09日 03時47分00秒 | スポーツ



イチローの調子が戻ったわけではない。
その証拠に、
たった一度の三連続安打で騒がれている。
もちろん、
また打てなくなる時期が来るかもしれない。

要は、まだ不安定な状態ってこと。

じゃ、日本代表には要らない。
状態の安定した他の野手を残して、
イチローを落とすべきか?

答えは、NOだ。

およそ勝負事である限り、
その勝率を、
極力落とさないよう努めるのが必須。
個々の戦力を冷徹に分析し、
あらゆる場合を想像して、
最も勝てる組み合わせを考えるのが当然。

イチローは、
打てるだけでなく、走れて、守れる選手。
日米通じて499盗塁の走塁と、
日米通じて15年連続ゴールドグラブ賞
(日本はゴールデングラブ賞)の守備、

……これらが戦力として必要なのは、
子供でもわかる理屈。
仮に一本も打てなくたって、
走塁と守備でお釣りがくるくらい、すごい戦力だ。

それを枉げて不要と考えるのは、
本気で勝つつもりがない人だ。
キャラクターとか発言に対する印象など、
つまらないことに囚われて、
一番大切なことを見失っている。
こういう、噂話レベルの些事は、
週刊誌やワイドショーが好んで扱う。
その程度の浅いゴシップごときで判断力が鈍ってるなんて、
全くもってお気の毒さまだ。
本末転倒も甚だしく、
見苦しいことこの上なし。

もちろん、
連覇が出来るかは、終わってみなくちゃわからない。
でも、イチローが、
そのために必要な戦力の一つであることは間違いない。

前回のとき、
アメリカに負けて落ち込んでるチームメイトを、
焼肉決起集会で鼓舞し、
士気を高めたことは、ただの美談じゃない。
それだけ勝利に凄まじい執念を持つ、
恐るべき選手がいる、ということ。
そういう選手に、
誰も達成出来ない、記録を生む力が備わっている。

……彼を含めた日本がどう戦うか、見所は結果だけじゃない。







骨の髄まで

2009年03月02日 21時09分00秒 | スポーツ



基準が高い人ゆえの苦悩……

私には、想像し切れない。
ただ、祈るだけ。
「まだまだやれる」と彼がほくそえむのを。
それだけの結果が出るのを……

打席に入るたび焚かれるフラッシュ。
本当に邪魔じゃないんだろうか?
……なぜ自分にだけ焚かれるのか、
その理由を考えれば、邪魔とは言えない。
でも、それ以上に、
そんなことを不調の理由にしたくないんだろう。
「目に入ってくると厄介」と自ら認めるフラッシュ(の光)を、
「もっとやっていただきたい」と煽る、その精神力……

自分が思い通り打てないとき、
これほど強くいられるところにも心を打たれる。

プロフェッショナルの意味を、
あらためて考えさせられた。