素晴らしい！

いや～、良かった。すごい！
もう、ホント、ある意味、
誰が金メダルを獲ってもおかしくない大会だったと思う。

でも、荒川さんの、
一番大切なときに最高のコンディションをもってこれる精神力が、
僅差で頭一つ抜きん出ていたのかもしれない。

安藤さんの４回転への挑戦もすごい。
個人的には村主さんにも銅メダルをあげたい。
（インタヴューでの隠し切れない悔しさにジンと来た……）

サーシャさんもスルツカヤさんも、とっても表情が豊か。
気持ちを前面に押し出す表現力だけを良しとするなら、
荒川さんに勝ち目は無かったかもしれない。

でも、気持ちをあからさまにではなく、
控えめに、かつ力強く表す表現にも魅力がある。
その魅力を存分に見せてくれたのが、荒川さんだと思う。

人が強くなるということ、
人が成長するということ、
そうやって人を前へ押しやる何か、
未来へ導く、目に見えない何かを、全選手から感じた。

離別

ともに苦しみ、ともに知恵を絞り合って、
いろんな苦難を乗り越えてきた。
そんな同士とも呼べる人が職場を去る。

驚きはない。
驚きはないけど、平気ではない。

……予兆はあった。
振り絞る元気が辛そうだった。
作り笑顔が当たり前のように固まっていた。
主張と受容、妥協と実行が、成長の名のもと、
彼の心に負荷をかけ続けていた。

彼が弱いんじゃない。
それだけ過酷な仕事だとも言える。
そして、それを続けていられる自分の幸運が骨身に沁みる。

戦わねばならない相手は、確かにいる。
そして、勝たねばならない自分も、確かにいる。

彼に渡すべき花束はない。
ただ、彼に共鳴していた私の仕事を通じて、
彼の正しさを証明したい。それだけはしたい。
彼への最大限の敬意でもって……

お芋はいいねえ～♪

『らぽっぽ』の皮付きスティックポテトを食べた。

このスィーツは、少し変わってる。
要は細く切った“大学いも”なんだけど、冷たい。

冷めてるから？……ＮＯ
始めから、冷たいものとして売られてて、
40分前後自然解凍してから食べるようになっている。
つまり、瞬間冷凍してある。

これが、まあ、信じられないくらいウマイ。

お芋の味そのものもいいし、
それより何より、食感がナイス。
回りの蜜が、薄く固まって飴みたいになってる。
それが、噛むたびにサクサク崩れてく感じが気持ちいい。
散らされた、スライスアーモンドもいいアクセントになってる。

……うん、これなら、並ぶ。