(内容に一部ネタバレがありますのでまだ見ていない方は注意願います)
先日近所の映画館で話題の映画
『君の名は。』を見た。
感想は・・・
良かった!!
正直アニメの絵柄からして少女マンガチックなラブストーリーだろうとタカをくくっていた。
実際前半は昔からよくある男女の入れ替わり学園ネタ。
夢の中でだけ東京の男子高校生 瀧(タキ)と岐阜県飛騨地方の田舎に住む女子高生 三葉(ミツハ)の体が入れ替わる話。
目が覚めると入れ替わった時の記憶はほとんどなくなってしまう。
ただし現代的なのはスマホのメモ機能を使って入れ替わった時の記録を共有し始めること。
コメディータッチの話の中に徐々にシリアスな場面が入ってくる。
(詳細は語りませんが・・・)
後半はSFサスペンス!
三葉の作った組紐を瀧が何故かお守りとして持っている謎や彗星による大災害などいろんな伏線が解明されていく。
東京での勤務経験があり、岐阜県出身のワタシには懐かしい風景があちこちに出てきてリアリティーが余計感じられた。
特に新宿の町並みや電車からの風景は「ここ行ったことある」と何度も感じた。
美しい背景の中で繰り広げられる究極のすれ違い劇。
お互い何度もすれ違う。
音楽も素晴らしい。
RADWINPSというバンドは高校生の娘が聞いていたのを聞いたことがあったがこの映画音楽が最高。
冒頭のシーンだけでなく彗星のシーン、そしてラストと音楽だけでなく歌詞にも映像がマッチ。
不覚にも途中で何度か泣いてしまったほどいい映画だった。
見終わった後すぐにパンフを買ってしまった(笑)
先日見た『
シン・ゴジラ』といいあまり期待せずに見に行ったのでいい意味で大きく期待を裏切られた感じ。
最近映画やドラマを見て泣くことが多く、涙もろくなっためぐなのでした。