日本のロックバンド、LUNA SEAの4thアルバム。
LUNA SEAのメンバーは以下の通り。
・RYUICHI(ボーカル)
・SUGIZO(ギター・ヴァイオリン)
・INORAN(ギター)
・J(ベース)
・真矢(ドラムス)
結成から解散まで一度もメンバー変更がなく、自分たちの音楽を洗練し続けたバンドです。
サウンドはいわゆるヴィジュアル系に属するロックであり、鋭くもメランコリックな楽曲が特徴。キャッチーだけどとても工夫されており、聴けば聴くほど新しい発見があってとても面白いです。そして、不思議なことに何回聴いても飽きないところがLUNA SEAの凄いところ。
ハイライトはオープニングを飾る「LOVELESS」、キラーチューンの「ROSIER」と「TRUE BLUE」、インダストリでハードな「FACE TO FACE」、8分を超える「GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜」、個人的に好きな「FAKE」、ラストを飾るタイトル曲「MOTHER」など。楽曲の曲順とバランスもよく、トータルアルバムになっています。
ビジュアル系に興味がなくともこれだけは絶対に聴いておきたい作品であり、LUNA SEAがヴィジュアル系バンドの最高峰と呼ばれる理由が分かる傑作となっています。
ヴィジュアル系の括りで語ってきましたが正直なところ、LUNA SEAに関してはその影響力の大きさ、そして海外での評価の高さからヴィジュアル系という枠組みに収まりきらないバンドであると言えます。
【トラックリスト】
1. LOVELESS
2. ROSIER
3. FACE TO FACE
4. CIVILIZE
5. GENESIS OF MIND 〜夢の彼方へ〜
6. AURORA
7. IN FUTURE
8. FAKE
9. TRUE BLUE
10. MOTHER
ROSIER
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