二子鬼剣舞さんの創立70周年記念公演を観に行ってきました。
私は二子鬼剣舞さんの単なるファンです。
いままではお祭りとか鬼の館の公演など機会があったら観に行っていたけど、有料の単独公演なんて初めて。70周年公演を前売りで買って観に行くくらいのファンになりました。
さくらホールの大ホールで行われるのもすごいと思ったし、前売りは完売したとか。
感想などを書きます。
オープニング。念仏剣舞の発祥から。
鬼剣舞の人数の多さ!二子鬼剣舞だけでなく、二子流東京鬼剣舞さん、黒岩鬼剣舞さんも参加して三団体の競演なので人数が多い。
狐剣舞も狐が三匹。見たことないような衣装の狐がいた。
少年団。小さい子もお面をつけていたのでちっちゃい鬼みたい。でもちゃんと鬼剣舞の独特の足使いや頭の動かし方などの基礎ができている。
修行生。体の線が細く、若さを感じた。
北上コンピュータ・アカデミーさんの協力で、モーションキャプチャーによるVTuberの鬼剣舞だと!?映像でVTuberの鬼剣舞が踊っている。
伝統のなかにも新しいことを取り入れているのがすごい。
休憩をはさんで後半。
八人加護。飛勢太鼓さんとの競演。
八人加護といっても三団体で二十四人。
刀くぐり。最初八人で輪になっていたのが、十六人の輪になり、そして二十四人の大きな輪に!
二十四人加護!こんなの見たことない。
大盛り上がり。思わず笑顔になってしまう。ちょっとムカデ人間を思い出した。
そして白面による一人加護。
圧倒的リーダーである白面による演技でかっこよすぎた。
第4部は余興的演目。
カッカタも出てきた。なんと三人出てきた。カッカタってそんなにいるのか。
客席から子供をさらってステージ連れて行こうとしていたけど、断られ続けていてかわいそうに思った。誰か仕込んでおけば良かったのにね。
宙返り、膳舞、カニムクリ。
これがほんとにおもしろかったね。
膳舞ってわりと地味なほうだと思っていたけどちがった。
闇の中に浮かぶ光る膳!
それが縦一列になって膳舞のあの動きでChoo Choo Trainかっ!それとも三代目J SOUL BROTHERSかっ!いずれにしてもEXILE味を感じた。(実は最初ブラックサバスのparanoidoのジャケって思った)
こんなのアリなんだ!おもしろい!アイディア!
大人の本気カニムクリ。初めてちゃんと観た。
なんでこのような動きを取り入れようと思ったのでしょうね。
ラストは三人加護。
二子鬼剣舞さんといえば三人加護。
これがかっこいい。
白面登場!投げる!飛ぶ!速い!
かっこよすぎてふるえた。
70周年公演ほんとにすばらしかった。
帰りにお見送りしてくれた素顔の鬼剣舞さんたち。
壮年期の脂がのったいい感じの男たちで。
中の人などいない!と思っちゃうタイプの単なるファンなので、素顔を見ちゃいけないような気もしてしまう。
仕事も家庭も一番忙しい年代だろうけど、こんなに人数がいるってのがすごいと思った。二子町ってそんなに人口も多くないはずなのに。
そして少年団や修行生もちゃんといるのがたのもしいね。
次の周年公演も行きたいと思いました。
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