銀の砂時計

Elegant~美しい旋律に調和する良質な風景・生活空間を求めて

休日の山手線

2006-05-14 22:42:33 | あきかぜ便り~日記
久しぶりに休日の山手線に乗りました。

あまり天気が良くない昼ということもあり、新宿駅も心なしか空いているような印象。今日、乗車した山手線の車内もかなり空いている状態でした。新宿から渋谷方面に乗車して、空席があると言うのは不思議な感覚です。

空席があるほどの車内なので、余裕で座ることができました。座席に座って、読書をしていると、妙な感覚にとらわれました。最近の山手線はE231などという新しい車両になりましたので、車内は以前に比べると車内は静かです。しかし、ノイズは減ったのは分かるけど、どうしても落ち着かないのですね。

注意深く走行音を聞いてみると、ある傾向があることに気が付きました。古い車両に比べると、格段に静かになっているのは確かなのですが、高周波領域のノイズが主成分になってしまっているようですね。このノイズが結構耳障りなのでありまして、私としては不快な音に近いです。この周波数帯の音が自分の自動車で聞こえたとしたら、私はその車を買い替えてしまうでしょう。

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音圧レベルとしては技術革新で低く押さえられているのでしょうが、全体としての周波数分布がイマイチ良くないように思います。静かにすることに注力しすぎて、その結果、不快な領域が余計に目立つようになってしまったとしたら、最新の車両も霞んで見えてしまいます。

今後は、不協和音的な高周波ノイズ成分が目立たなくなるようになるといいですね・・・