日本から見たサピエンス全史 #9◉田中英道◉令和という日本時間、人間の回復の歴史
2019/05/13 に公開
令和という新たな日本時間が始まった。時間的な空間を新しくする元号は、季節、暦など、自然と共に生きる日本民族に大変合っていることと思われます。
万葉集の時代の人々と現代の人々と、共に分かち合える時間と自然の感覚に感謝しつつ、唯物史観の一神教世界では限界を見せる昨今、新しい時代を生きる人間の知恵は、自然と共にあることではないでしょうか。
★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp
<目次的な!>
・令和という新たな時間
・時間的な空間を新しくするということは、日本人の自然を大切にする気持ちに合っている
・西暦を使うことを近代と思っている人がいるがそれは単なるキリスト暦
・最後の審判へ向かうキリスト教的時間感覚
・季節と暦 日本の時間感覚
・この世(自然)は四大元素で出来ている
・四大元素=空気(風)水 火 土
・万葉集と日本の季節・自然観
・「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(くゆら)す。」
〜「万葉集」巻五・梅花(うめのはな)の歌 三十二首序文 より〜
・『日本史の中の万葉集』
これまでの田中先生の歴史書から 万葉集の解説部をコンパクトな1冊にまとめたミニ電子書籍
(2019年4月6日 扶桑社BOOKS)
・万葉集の時代の人々の感覚を感じ取る
・文字・言語の役割は2つある
・万葉集の中の令和という言葉
・日本人が持つ言語感覚は何故世界と違うのか?
・西洋における四季の感覚
・春 夏 秋 冬
空気 火 水 土
古代ギリシャ・ローマ時代の思想には四大元素がベースにあった
※季節の解釈は諸説あります
・『土星とメランコリー ー 自然哲学、宗教、芸術の歴史における研究』
クリバンスキー、ザクスル、パノフスキー / 田中英道 監訳 ほか
(晶文社 / 1991年)
・ルネサンス文化の核心にあるもの
・ルネサンス / Renaissance(仏語)
ギリシャ・ローマ文化の再生・復活を意味する
14-15世紀のイタリア(フィレンツェ等)から欧州各地へ広がった文化運動のこと
・イコノロジー
ドイツの美術史家パノフスキーにより体系化された「図像解釈学」
20世紀の美術史学にとって重要な方法論
・デューラー 作「メランコリアⅠ」
・古代ギリシャ文化の自然感・季節感
・理論ではなく感性で四季を見る日本人
・古代ギリシャで発展した自然科学の理論
・理論を重要視しなかった古代日本文明
・四季という自然サイクルの中で生きるということ
・新しい人間の回復は自然を見直すこと
・万葉集は世界を見ても重要な文学作品
#令和 #時間と空間を変える元号 #新しい人間の回復
=====================
田中英道「日本から見たサピエンス全史」#9
収録日:2018年4月6日
42分
製作・著作:林原チャンネル
2019/05/13 に公開
令和という新たな日本時間が始まった。時間的な空間を新しくする元号は、季節、暦など、自然と共に生きる日本民族に大変合っていることと思われます。
万葉集の時代の人々と現代の人々と、共に分かち合える時間と自然の感覚に感謝しつつ、唯物史観の一神教世界では限界を見せる昨今、新しい時代を生きる人間の知恵は、自然と共にあることではないでしょうか。
★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp
<目次的な!>
・令和という新たな時間
・時間的な空間を新しくするということは、日本人の自然を大切にする気持ちに合っている
・西暦を使うことを近代と思っている人がいるがそれは単なるキリスト暦
・最後の審判へ向かうキリスト教的時間感覚
・季節と暦 日本の時間感覚
・この世(自然)は四大元素で出来ている
・四大元素=空気(風)水 火 土
・万葉集と日本の季節・自然観
・「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(くゆら)す。」
〜「万葉集」巻五・梅花(うめのはな)の歌 三十二首序文 より〜
・『日本史の中の万葉集』
これまでの田中先生の歴史書から 万葉集の解説部をコンパクトな1冊にまとめたミニ電子書籍
(2019年4月6日 扶桑社BOOKS)
・万葉集の時代の人々の感覚を感じ取る
・文字・言語の役割は2つある
・万葉集の中の令和という言葉
・日本人が持つ言語感覚は何故世界と違うのか?
・西洋における四季の感覚
・春 夏 秋 冬
空気 火 水 土
古代ギリシャ・ローマ時代の思想には四大元素がベースにあった
※季節の解釈は諸説あります
・『土星とメランコリー ー 自然哲学、宗教、芸術の歴史における研究』
クリバンスキー、ザクスル、パノフスキー / 田中英道 監訳 ほか
(晶文社 / 1991年)
・ルネサンス文化の核心にあるもの
・ルネサンス / Renaissance(仏語)
ギリシャ・ローマ文化の再生・復活を意味する
14-15世紀のイタリア(フィレンツェ等)から欧州各地へ広がった文化運動のこと
・イコノロジー
ドイツの美術史家パノフスキーにより体系化された「図像解釈学」
20世紀の美術史学にとって重要な方法論
・デューラー 作「メランコリアⅠ」
・古代ギリシャ文化の自然感・季節感
・理論ではなく感性で四季を見る日本人
・古代ギリシャで発展した自然科学の理論
・理論を重要視しなかった古代日本文明
・四季という自然サイクルの中で生きるということ
・新しい人間の回復は自然を見直すこと
・万葉集は世界を見ても重要な文学作品
#令和 #時間と空間を変える元号 #新しい人間の回復
=====================
田中英道「日本から見たサピエンス全史」#9
収録日:2018年4月6日
42分
製作・著作:林原チャンネル