雪わり草の咲くころ 

好きな空間 劇場の開幕ベルの鳴る時


     
  
   

日本から見たサピエンス全史 #9◉田中英道◉令和という日本時間、人間の回復の歴史

2019-05-14 09:42:25 | 林原チャンネル
日本から見たサピエンス全史 #9◉田中英道◉令和という日本時間、人間の回復の歴史


2019/05/13 に公開
令和という新たな日本時間が始まった。時間的な空間を新しくする元号は、季節、暦など、自然と共に生きる日本民族に大変合っていることと思われます。
万葉集の時代の人々と現代の人々と、共に分かち合える時間と自然の感覚に感謝しつつ、唯物史観の一神教世界では限界を見せる昨今、新しい時代を生きる人間の知恵は、自然と共にあることではないでしょうか。

★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp

<目次的な!>
・令和という新たな時間
・時間的な空間を新しくするということは、日本人の自然を大切にする気持ちに合っている
・西暦を使うことを近代と思っている人がいるがそれは単なるキリスト暦
・最後の審判へ向かうキリスト教的時間感覚 
・季節と暦 日本の時間感覚
・この世(自然)は四大元素で出来ている
・四大元素=空気(風)水 火 土
・万葉集と日本の季節・自然観
・「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫(くゆら)す。」
 〜「万葉集」巻五・梅花(うめのはな)の歌 三十二首序文 より〜
・『日本史の中の万葉集』
 これまでの田中先生の歴史書から 万葉集の解説部をコンパクトな1冊にまとめたミニ電子書籍
 (2019年4月6日 扶桑社BOOKS)
・万葉集の時代の人々の感覚を感じ取る
・文字・言語の役割は2つある
・万葉集の中の令和という言葉
・日本人が持つ言語感覚は何故世界と違うのか?
・西洋における四季の感覚
・春   夏 秋 冬
 空気  火 水 土
 古代ギリシャ・ローマ時代の思想には四大元素がベースにあった
 ※季節の解釈は諸説あります
・『土星とメランコリー ー 自然哲学、宗教、芸術の歴史における研究』
 クリバンスキー、ザクスル、パノフスキー / 田中英道 監訳 ほか
 (晶文社 / 1991年)
・ルネサンス文化の核心にあるもの
・ルネサンス / Renaissance(仏語)
 ギリシャ・ローマ文化の再生・復活を意味する 
 14-15世紀のイタリア(フィレンツェ等)から欧州各地へ広がった文化運動のこと
・イコノロジー
 ドイツの美術史家パノフスキーにより体系化された「図像解釈学」
 20世紀の美術史学にとって重要な方法論
・デューラー 作「メランコリアⅠ」
・古代ギリシャ文化の自然感・季節感
・理論ではなく感性で四季を見る日本人
・古代ギリシャで発展した自然科学の理論
・理論を重要視しなかった古代日本文明
・四季という自然サイクルの中で生きるということ
・新しい人間の回復は自然を見直すこと
・万葉集は世界を見ても重要な文学作品

#令和 #時間と空間を変える元号 #新しい人間の回復
=====================

田中英道「日本から見たサピエンス全史」#9
収録日:2018年4月6日
42分

製作・著作:林原チャンネル

(追記)日本から見たサピエンス全史#8◉田中英道◉天武天皇の偉業とユダヤ×西洋に対抗する方法

2019-05-14 09:38:04 | 林原チャンネル
日本から見たサピエンス全史#8◉田中英道◉天武天皇の偉業とユダヤ×西洋に対抗する方法


2019/05/05 に公開
『古事記』と『日本書紀』をつくることを決断し、『万葉集』の歌が書かれたのも天武天皇の時代である。大陸文化にいかに対抗し、日本を形作っていくか、大宝律令を制定し、日本という国のかたちを定めていった天武天皇像に迫ります。
また、ユダヤ・キリスト教文化と日本文化の大きな違いを意識するとともに、これからの御代に求められている考え方を提示いたします。
人の心の安定とは?世界の調和に日本の思想が求められています。

★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp

<目次的な!>
〜天武天皇の偉業〜
・日本の神話と天武天皇の偉業
・天武天皇   第40代天皇(在位673年 - 686年)  天智天皇(第38代天皇・中大兄皇子)の弟、壬申の乱で皇位につく  『古事記』と『日本書紀』をつくり「日本」を国号とした
・大宝律令(701年)  天武天皇により律令制定を命ずる詔が発令され(681年)  701年(大宝元年)に文武天皇により制定された  日本の元号の制度もこの時より正式に稼働
・日本の精神的なスタイルを形づくろうとした天武天皇
・天皇は日本の未来のために祈る存在 〜戦後日本のキリスト教と神道〜
・戦後日本は思想的にも西洋化した
・ユダヤと日本 神話でつながる世界
・ユダヤ人がつくった西洋世界 
・ユダヤを理解することが西洋を理解すること
・20世紀 政治も科学も経済もユダヤ人がリードした
・ユダヤ×西洋に対抗できるのは日本の思想
・神話を比較することで世界がわかる
・日本人のキリスト教との関わり方
・ヴァイニング夫人(1902年 - 1999年)  戦後すぐGHQにより 当時皇太子の明仁親王(現在の上皇)の  家庭教師を4年間努めた クエーカー教徒(キリスト教プロテスタント)
・キリスト教の「原罪」は日本に馴染まない
・キリスト教の間違いに気がつくこと
・自然を肯定する思想を持つこと
・縄文時代より変わらない 日本人の自然との関わり方
・G7伊勢志摩サミット(2016年5月)  オバマ氏、メルケル氏など各国首脳が伊勢神宮に集い  「静謐、自然、平和、調和」といった言葉を記帳した ・共同宗教としての神道  個人宗教としての仏教
・仏教とキリスト教の類似点
・『芸術国家 日本のかがやき I 縄文時代から飛鳥時代』   田中英道(勉誠出版 / 2017年1月)
・仏教もキリスト教も一神教は個人宗教
・共同宗教と個人宗教を両方持つことで  人間の心は安定する
・世界の宗教は共同宗教と個人宗教で成り立つ
・日本で生き残った仏教スタイル
・神道と仏教が自然に併存する日本の良さ

#天武天皇 #宗教 #共同宗教と個人宗教 =====================

=====================

田中英道「日本から見たサピエンス全史」#8
収録日:2018年3月13日
42分

製作・著作:林原チャンネル