宴会の食品が残ったらすべて持ち帰るべきではないか

2013年03月21日 07時12分31秒 | 食材の宝庫 芽室町

町内では各種の食事の伴う懇親会や会合が開催されています。

少人数の仲間の会食では食べきれず余った料理の持ち帰りは当然です。

しかし、大人数の大きな宴会やスーツ着用の公式行事などでは料理が余っても持ち帰りの率は低いような感じがします。

春は各種総会など大人数の宴会が多い時期ですので持ち帰り率100%、テーブルに料理を残さない事を心がけるべきと考えます。

主催者は終了の30分前に「宴会料理持ち帰り容器」

テーブルに配りすべてテイクアウトを勧めるべき

もちろん、持ち帰りたくない人もいるので、欲しい人がその人の分も持ち帰りありがたく頂くべきと思います (自己責任で)

 

 

 

 http://www.chikyumura.org/environmental/earth_problem/food_crisis.html  ここからの引用記事です

飢餓の現状

飢餓が原因で1日に4~5万人(1年間に1500万人以上)の人が亡くなっており、そのうち7割以上が子どもたちです。

世界中には食べ物が足りないの?

「飢餓」になるのは、食糧が十分につくられていないからではありません。穀物は年間 23億トン生産されています。これは世界中の人が生きていくのに必要な量のおよそ2倍になります。

23億トン (年間穀物生産量) ÷ 70億人 (世界の人口)
⇒  328kg (1人当たり)
※1人当たり1年間の標準量は  180kg

それでも食べ物の不足している人がいるのは、どうしてでしょうか?

たくさんの穀物はどこへ

1人当たりの食糧供給量を比較すると、日本では必要なカロリーより 33%も多く、ソマリアでは16%不足しています。
私たちのように食べるものがいつでも十分手にはいるのは、世界のおよそ2割の人だけなのです。

穀物は人間が食べるだけではなく、先進国では穀物の 6割(約4億トン)が、ウシ、ブタ、ニワトリなどの家畜のえさになっています。
牛肉1キロ作るために穀物8キロ、豚肉1キロ作るために穀物4キロ、鶏肉1キロ作るために穀物2キロを消費しています。
結果として、世界の 2割足らずの先進国にすむ私たちが世界の穀物の半分以上消費しているのです。

食糧摂取カロリー(一人当たり)

日本の飽食の影で・・・

私たちは日本人の食生活は、第二次世界大戦前とくらべると大きく変わりました。

例えば、肉や卵を食べる量は 10倍になり、えさとして使う穀物の量も急増。
現在、えさ用のトウモロコシや大豆は98%が輸入しています。
こうした穀物の消費の増加だけでなく、砂糖や植物油(ヤシ油)などのプランテーション作物を大量に輸入することで、途上国の生活にも大きくダメージを与えているのです。

世界一のマグロ消費国のためにマグロが絶滅!

世界で取れるマグロのおよそ半分が日本で消費されています。

その漁のために東南アジアの人が食べていた魚(ミルクフィッシュなど)の値段が高騰。現地の人が高級魚として食べられないマグロ(ツナ)を私たちだけでなく、ペットフードとしても食べています。

そして、マグロの漁獲を減らさない限り、 20年後には、絶滅するといわれています。

外国から買っているのに捨てる国

日本の食品の約7割は、世界から輸入したものです。

私たちは年間 5800万トンの食糧を輸入しながら、その3分の1(1940万トン)を捨てています。

食糧の廃棄率では世界一の消費大国アメリカを上回り、廃棄量は世界の食料援助総量740万トンをはるかに上回り、3000万人分(途上国の5000万人分)の年間食料に匹敵しています。

日本の食品廃棄の実に半分以上にあたる1000万トンが家庭から捨てられています。

この家庭からでる残飯の総額は、日本全体で年間11兆円。
これは日本の農水産業の生産額とほぼ同額です。
さらにその処理費用で、2兆円が使われています。

日本は食糧の 7割以上を輸入しながら、世界一の残飯大国なのです。

日本の食糧廃棄1940万トン

もし日本で食料の輸入がストップすれば・・・

穀物自給率(2007)

オーストラリア 175%
フランス 164%
アメリカ 150%
ドイツ 105%
インド 102%
中国 67%
北朝鮮 28%
日本 28

食糧輸入が途絶した場合、1年後には3000万人が餓死すると1978年に試算されています。 (「NHK特集 輸入食糧ゼロの日」 1978年)

今は、昭和50年頃の穀物自給率(40%)より10%以上悪化し、28%になっています。

もし、今、食糧輸入が途絶した場合にはそれ以上の餓死者が出ることになるのです。

世界的に食料は減産している

欧州の猛暑、オーストラリアや中国の干ばつなど異常気象の影響で、国連食糧農業機関(FAO)は2003年の世界の穀物在庫は、過去約20年間で最低水準となる見通しであることを昨年12月に発表しています。

サハラ砂漠以南のアフリカ諸国など世界38カ国で深刻な食糧不足で、食糧支援を必要としているのです。

できることからはじめよう

世界中で困窮している人たちが自立できるための支援が必要であると同時に、飽食や必要以上の消費をしている私たちの生活を見直すことが重要です。

  • まず食べる量を (例えば一割)減らしましょう
  • 無駄な買い物、肉食、食べ残しを減らしましょう
  • 国産品、無農薬の農作物を選びましょう
  • 輸入品や季節はずれの食品 (ハウスの果物、野菜など)はさけましょう

 

より詳しく知りたい方は、下記書籍をお読みください。

地球環境ファミリーシリーズ『地球は今』第8巻 『忍びよる食糧危機』

食糧問題の現状は、黄信号です。

どうして食料が不足するのか、本当に不足しているのでしょうか。

毎日3,000万食の食料を廃棄する日本。
食料自給率が極端に低く、輸入してまで食べ残しています。
買い物のしかたなど、食について見直していきましょう。



 

 


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