太陽光発電は10倍高いのか?

2011年08月25日 06時55分19秒 | 太陽光発電

武田邦彦先生のブログにこんな意見がありました

世 界ではドイツが太陽電池を使うことに熱心でしたが、これまで12兆円をかけて、国民が使う電気の400分の1(0.25%)を得たに過ぎません(ニューズ ウィーク報道)。これに対して普通の発電所は100万キロワットでも3000億円ぐらいですから、日本全体で200兆円以下ですから、12兆円も使えば 4%程度の電気をえることができます。つまり、太陽電池は10倍以上のお金(エネルギー)を使うことを意味しています(海外の情報はほとんど流しません。 ヒットラーの時と同じです。)

 

5) 国 会で「再生可能エネルギー」というのを「国家の買い取り」にするというのは、「法律を決めた政治家が高い太陽電池のお金を払う」のではなく、「国民がその 分だけ高い電気代か、税金を払」ということを意味しています。でも、反対が起こらないように「原発がなければ電気が足りない」、「石炭や天然ガスを使う と温暖化する」と根拠もないことを理由にしているだけです(国民を脅せば、「環境派」がお先棒を担いでくれると思っています)。

 

6) こ の法律が通ったら、一部の実業家が大もうけをします(当然ですが)。 土地を国からただで借り受け、そこに工場を建設し、そこからどんな高い電気ができて も強制的に買ってくれるというのですから、大もうけに決まっています。せっかく民主主義になり、選挙があるのに、情報が曲がって伝えられたら、せっかくの 選挙も台無しです(太陽電池の電気をどんなに高くても買い取る法律など正気とは思えませんが、裏の力は膨大です)。

 

7) 今 のところ、「エネルギーに再生可能はない」とか、「太陽電池は狭い日本の国土を占有するから、アメリカのネバダ砂漠に太陽熱発電を置くのとは訳が違う」と いう大人としてのしっかりした議論もまったく行われません。おそらくは「日本人の幼稚化」と「報道の不誠実」、それに「誠実な指導層の絶滅」でどうにもな らない状態になっていると思います。

 

このままでは日本の子供たちは悲惨なことになるでしょう。というのは、これまでも日本の電気代は、韓国の2倍、アメリカの3倍もしていたのに、さらに2倍ぐらいになりますから、とうてい日本の中で工業を進めていくことはできなくなるでしょう。

 

そうすると子供たちの時代には日本国内には工場がほとんど無く、就職口もない哀しい現実が待っていると思います。

 

今 回の原発事故は、日本の原発は地震に弱いこと、ひとたび原発の事故が起こると悲惨なことになることを大人が十分に勉強しなかったことによります。幼児が可 哀想なことになっていますが、これもなにも親の責任なのです。私たちは事実を冷静に見て、2度と再びヒットラーを信用して戦争に突っ込んだ70年前と同じ ことを繰り返してはいけないでしょう。

 


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