議会議員全員で岐阜に調査に出かけました。
3つの町の新庁舎を見学して完成までの経過や財源、いろいろなお話を聞いてきました。
なぜ岐阜なのか? 芽室町の友好都市提携先の揖斐川町があるから
芽室町ホームページから
芽室町には、開拓のために岐阜県から移住した町民が多く在住していることから、
平成12年1月に「芽室岐阜県人会」が設立され、平成14年2月に同会が主催する
「ふるさと訪問ツアー」において、同県でも特に縁の深い揖斐川町を訪問しました。
■ 以来、同会を主体とした交流がスタートし、ふるさと相互訪問やイベントでの物産販売、
小学生農業体験交流など民間交流が育まれ、平成18年5月27日に、これら民間交流を
基盤として、先人の偉業を称えるための事業や故郷である地域との交流を推進するために
友好都市提携を締結しました。
■ 岐阜県揖斐川町の概要
*岐阜県の最西部に位置し、標高1,300m前後の山々がそびえ、その山間部を縫うように
揖斐川等の河川が流れています。揖斐川町の南東部は、濃尾平野の最北端に位置する
平坦地となっており、市街地及び田園地帯となっています。
*平成17年1月31日に、旧揖斐川町、谷汲町、春日村、久瀬村、藤橋村及び坂内村の6町村
が合併し、人口は約2万3千人の町です。
*面積は、803.68k㎡で、町域の93%が森林で、農用地2.3%、宅地0.8%となっています。
*地理的条件から2カ所のダムがあり、現在、日本最大の総貯水量を誇る徳山ダムもあります。
前の町長の時にこんな事件があったようで、透明性を確保した業者選びを実施したとのことでした。
岐阜・岐南町新庁舎コンペを振り返る kwhgアーキテクツ川原田康子、比嘉武彦氏にインタビュー
kwhgアーキテクツによる「岐南町新庁舎等設計者選定設計競技」の最優秀賞案
人口 25000人 総面積は7.91平方キロ 航空防衛隊岐阜基地に隣接所在地:岐阜県羽島郡岐南町八剣7-107ほか
主要用途:庁舎 公民館 保健センター
敷地面積:8277㎡
延べ床面積:7200㎡
構造:鉄筋コンクリート造
階数:地上5階
鉄筋コンクリート造5F建、総面積は7574m2、建設費は23億475万円
揖斐川町庁舎は、平成23年7月に竣工し、(事業費は24億9750万円、建築面積2,339.54m2、鉄骨造5階建)。
防災センターを兼ね備え、高度な耐震性能・防火性能、非常用発電装置を整備し、災害時の指令中枢機能を備えた防災・災害復興の拠点としている点が特徴です。
また、太陽光発電システム、ソーラーLED外灯を採り入れ、環境に配慮した施設となっています。
揖斐川丘苑 で両町の議員と町長の懇親会を実施しました
美味しい日本酒を飲みながらお話できました
北方町(きたがたちょう)は、岐阜県にある町である。岐阜県の南西部、濃尾平野の北部に位置する。岐阜県内の市町村の中で面積が最も小さく、人口密度が最も高い。本巣郡の唯一の町である 面積5.18平方キロ 人口密度3530人 人口18200人
北方町ホームページから
1.町のシンボルとなる庁舎
「大屋根」の下に人びとが集う開放的な庁舎
周辺環境に対して垂直な壁面がそそり立つのではなく、斜めにセットバックしていく大屋根は大きな施設の圧迫感を軽減すると共に、円鏡寺・図書館などの大屋根を彷彿させ、北方町民になじみ深い景観を作り出しています。
そして、「公園都市」、「人間都市」のシンボルとなるような庁舎として考えています。
北方町新庁舎 計画
住民の要望、職員の職場としての機能、拠出できる金額が決まれば業者に設計を依頼、入札して建築開始
資材や労務単価の高騰でどこの町も当初計画より金額高くなりました。
岐阜県に変り種の建設会社がありまして、宿泊ホテルに近かったので、研修終了後に社長さんにお会いしました。(個人的に)
希望社が絡むと業者からは、儲けが減る ので嫌がられているが、住民(納税者)の立場からは、適切な価格で良い建物を作ってくれる信頼のある会社との話も今回の研修で聞くことができました。(岐阜のある町の議員のオフレコの話です)
実際社屋を見学させていただき、そこに働く社員を見ていると 希望社 社長の桑原氏 の哲学が感じられました。
希望社ホームページから
建築主を無視したシステム
設計と施工が分離されたことにより、"図面は描けるが、どのようにして造るのか、いくらの費用がかかるのか。全く分からない設計者"と"どのように造るかは分かるが、なぜ造るのか、造ったものから何を得ようとしているのか、考えた事もない施工者"とで、建築が行われるようになってしまった。"建築に求められる要素が複雑化・多様化し、それに対する能力もないのに、建築主に対してはオールマイティーを自称し、施工者に対しては「監理」という権限を振りかざす設計者"と"何もわからない設計者を「先生」とおだてながら、建築主からは一円でも多くの利益を得ることだけに汲々とする施工者"が、建築主不在の建設産業を作り上げてきたのである
引越し費用や備品購入費用もかかります
工夫して最小のコストで最大の効果を挙げる事
これが大事な事ではないでしょうか
新ビル「六花亭札幌本店」は地上10階、地下1階建て、延べ床面積5178平方メートル 総工費25億円
札幌ドームは442億円
施設統計 所在地 北海道札幌市豊平区羊ヶ丘1 起工 1998年 開場 2001年6月3日 所有者 札幌市 管理・運用者 株式会社札幌ドーム グラウンド 天然芝(サッカー)、 人工芝(野球) 建設費 約422億円 設計者 原広司、アトリエ・ファイ建築研究所、 アトリエブンク 建設者 大成建設、竹中工務店、 シャール・ボヴィス共同企業体 使用チーム、大会 コンサドーレ札幌 、 北海道日本ハムファイターズ 収容能力 41,580人(サッカー) 40,572人(野球)(双方とも固定客席数) 最大収容人数 53,845人 規模 サッカー ピッチサイズ - 120 m × 85 m 野球 両翼 - 100 m (約328.1 ft) 中堅 - 122 m (約400.3 ft) フェンスの高さ 5.75 m (約18.9 ft)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161559/1
引用先
2520億円以上に膨れ上がること間違いナシの新国立競技場の建設費。資材高騰や消費税の影響なんてもっともらしい理屈が並べられているが、今秋に完成予定のJリーグ「ガンバ大阪」の新スタジアム(大阪府吹田市)と比べたら、どれも「大ウソ」と分かるだろう。
現在、建設中の新スタジアムは、関西で初の国際Aマッチ使用基準を満たし、収容人数4万人。屋根部分にソーラーパネルを設置した最新設備だ。驚くのはその整備費用。ナント! 新国立競技場の建設費用の18分の1の140億円だ。一体なぜ、同じ国際競技場なのに値段がこれほど違うのか。ガンバ大阪の広報担当者はこう言う。
「業者と幾度となく折衝を重ねた結果、140億円になりました。それでも、国際試合に耐え得る十分な施設です」
さすがは交渉上手の「浪速の商人」というべきか。相当厳しく“値切った”のだろう。それに比べて高すぎるのが新国立競技場だ。今の見積もりでも、ガンバ大阪の新スタジアムは20個近くできるではないか。
、一般的な競技場なら建設費は100億~200億円程度。大規模なさいたまスタジアムでさえ、500億円もかかっていません。オリンピックスタジアムの2520億円という費用は常軌を逸していますよ」
業者の言いなりで値を吊り上げられている日本スポーツ振興センターは、「ガンバ大阪」方式の“交渉術”を学ぶべきだ。
他山の石とせず、わが町の「財政支出」が減るように
努めてほしい。
官民の癒着、天下り、役場職員同士のなれあい・・・
打破、改革することです。
敵をつくらない、「黙ることが和」から改革はできないです。日本一の改革議会が泣きます。
建築費2割安くなり・・・絵空ごとでない。
やればできるんです。
少しは、競争の原理が必要。
談合の温床を育てることはないと思います。
改革するには、やはり議員さんの質と覚悟がとわれます。