右サイド劇場

九州女子サッカーリーグ⚽ヴェルスパ大分レディースとフレンチブルドッグ🐶がメイン💕まったりとよろしくお願いします♪

CL第11節

2013年07月21日 | 女子サッカー
常盤木は現在CLリーグ2位。
高校女子サッカー界においても全国トップレベルのチームであることは間違いない。
そんなレベルの同世代と羊が戦う姿が見れるのは非常に嬉しい限りだ。

常盤木の選手を見てまず驚いたのは骨格。
スカラブの高校生と比べて体の厚みが全然違う(笑)
試合が始まると至るところでその違いを実感した。


開始直後、相手のショートCK、この流れからのミドルはポスト直撃。
さらにスピードに乗ったドリブル突破やポストプレーからのシュートに対し、梅村が好反応。

ふぅ…まだ5分しか経ってないのか。
「(アウェーでの)常盤木との試合が一番長く感じた」と羊が語っていたのがよく分かる。
どこかの牛丼屋じゃないけど「速いの、巧いの、優しくないの」ってくらい序盤から猛攻を仕掛けてくる。
プロレスじゃないけど序盤は「打ちつ打たれつ」でお願いします(笑)


しかし、猛攻を凌いだスカラブにも先制のチャンスが生まれる。
エリア内、GKのこぼれ球がコーナー方向に流れる。
これを清末が拾い、クルリとターンしてシュートを放つ…が枠上。

右サイド狭いゾーンでのパス交換からゴール正面、良い位置で佐藤が倒されFK。
輪田のFK、強烈なシュートは一度壁に弾かれるも再び輪田。
このシュートは大きく外れるもいい流れだ。

前半も20分が過ぎ、少しずつ試合が落ち着いてきた感がある。
1点でも取られるとバタバタなりそうなんで、とにかく0-0の時間を少しでも長く続けたい。
しかし、しかしだ…

相手はまだ全然本気じゃない気がする(笑)


ここで給水タイム。
そろそろ相手もスイッチが入る頃なんだろうか…

給水後、DFラインでボール保持するも相手にかっさらわれ決定的場面を作られる。
しかし、輪田が体を張りこれを防ぐも…黄紙。
あちゃー、これで累積3枚目、次節狭山戦の欠場が決まった。
狭山相手に輪田抜きか…M過ぎる、M過ぎるぞ、スカラブ。

スカラブのゴールキック。
DFがこれをトラップミス、これをスパッと拾われ、あっという間に先制を許す。
ミスしちゃいけないゾーンでのミスは少しも見逃さない。恐るべし相手だ。
この失点で緊張の糸が切れたのか、スカラブは失点を重ね前半は0-5で折り返す。

それにしてもサイドチェンジのパスが素晴らしすぎる。
短い助走からスパーンと逆サイドまで速いボールが蹴れるもんだから、ありゃ凄いわ。


後半、失点は重ねるものの1点を奪いに行く姿勢は見えた。

鈴の落としから釘宮シュートは枠横にそれていった。
さらに右サイド松本から中央佐藤、DFの間への絶妙なスルーパスが釘宮に渡り右足を振り抜く。
これは惜しくもクロスバーの上。くぅ、惜しい!
GKのクリアミスを松本が拾いミドル。
これも僅かにクロスバーの上を通過、惜しすぎる!

後半のシュートはこの3本だったがどれも惜しかった。

今までにない攻撃力、展開力、総合力にチームは大いに戸惑っただろう。
「今までだったら大丈夫」ってプレーがこの試合は全く通じない。
次節の狭山も同レベルの相手だし、今節の教訓を少しでも活かし、なんとか踏ん張って欲しい。
9月に迎える天王山を戦える手ごたえを掴んで欲しい。

泣いても笑っても勝っても負けても残り8試合。
狭山、日体大、ac福島、静産大、鹿児島、JSCL、清水そして最終節のノジマ。

アップから気持ちが…とか、
試合中のコミュニケーションが…とか、
失点して下を…とかまだ言ってるようじゃきっと全敗だと思う。

別に良いんだよ、全敗しても。
でも、負けるんであれば「アップから気持ちを込めて臨んだ」とか、
「失点のたびにコミュニケーションを取ったが相手の方が上だった」とか、

ぜひ、こんな姿勢で負けてくれ。



●試合結果●
スカラブ 0(0-5)12 常盤木
コメント
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